ゲームショーに展示されていたバージョンでは3つのステージが選択可能になっており、わたしはその中の「小天河」を選択しました。天空に島が浮遊するこの世界において、天海と呼ばれるところから世界を一周して流れる「大天河」が存在し、このステージの舞台となる「小天河」はその支流だそうです。流れる、ということは0ではない高低差があると思うのですがどうやって「一周」するのでしょうねぇ。まあ、レース用サーキットみたいに全く同じ所に帰ってくるとは言われていませんが。
今回選んだステージは比較的単純で、スタート地点から道を進んで順次戦闘をこなし、最終的にボス戦をクリアすると終了、という形になっていました。エンカウントは既に発売されているものでいうと『テイルズ・オブ・シンフォニア』同様にマップ画面上を歩き回る(というほど早く動いていませんでしたが)敵と接触することにより戦闘に入る形式です。また途中石から石へと飛び移って天河を渡るところでは、ときたま水の中から敵が飛び出す強制エンカウントも存在しました。
実際の戦闘は攻撃ターン・防御ターンに分かれており、それぞれ武器&魔法のマグナス・防具のマグナスを配られた手持ちのカードの中から選択することによって進行していきます。同ターンに複数枚のマグナスを選択する事で、連続攻撃のような一連の流れとなり、条件が揃うとダメージが上昇するなどの効果もあります。ステージイベントにて、マグナスに描かれた数字「精霊値」を使用したポーカーのような組み合わせを明示していましたが、「光属性魔法」+「カメラ」によってカメラにストロボのような効果が与えられることから精霊値に関係ない、組み合わせも存在するものと推測されます。1人の行動が終わった段階で攻撃マグナスの組み合わせによる攻撃力上昇や、防御マグナスによる相殺などを計算に入れたダメージ集計が表示される仕組み。それに目を通すことで敵の弱点などを知っておくのが手かと思われます。
操作してみると、連続でマグナスを選択することで使用中・待機中というようにスタックされていき、使用中のマグナスの動作が終了すると、新たなマグナスが選択出来るようになる。という仕様のため動作の長いマグナスによって次が選択できるようになるまでに少々時間がかかり、あれっ?と思わされる時がありました。またある程度精霊値による「役」(いわゆるコンボ攻撃のようなもの)を成立させた上での攻撃などを前提としているようで適当にマグナスを選んでいるだけだと結構モンスターがカタいかも、と感じられました。特に、ボスは結構手こずったと記憶しています。ライフ回復していましたし。
またモンスターによっては状態異常を引き起こす攻撃をしてくるものもあり、混乱と思われる効果によって各マグナスの2つの精霊数がクルクルと回りだし、「役」を発生され辛くなる事がありました。普段選択出来ない精霊数も選べるようになるので、逆に有利な展開に持ち込む事も出来るのでは?とも思えました。
今回プレイアブル出展されたバージョンではバナナのマグナスやカメラのマグナスといった戦闘以外の用途を持った特殊なマグナスが装備されていなかったため、そういったマグナスに関する作り込みを味わうことは出来ませんでした。しかし、ステージイベントへの参加やこの体験プレイを通じてその裏に潜む『バテン・カイトス』の高い完成度を垣間見たように感じました。
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