人生にゲームをプラスするメディア

【E3 2009】スクエニが放つミリタリーRTS『Order of War』プレイレポート

スクウェア・エニックスのブースで異彩を放っていたのが、第2次世界大戦モノのミリタリーRTS『Order of War』。大作ファンタジーRPGが代名詞の同社には似つかわしくないタイトルですが、開発元はイギリスが本社のWargaming.netで、北米支社主導によるラインナップ拡充戦略の一環によるものです。プラットフォームはPCで、欧米では今秋発売ですが、国内では未定となっています。

PCゲーム オンラインゲーム
スクウェア・エニックスのブースで異彩を放っていたのが、第2次世界大戦モノのミリタリーRTS『Order of War』。大作ファンタジーRPGが代名詞の同社には似つかわしくないタイトルですが、開発元はイギリスが本社のWargaming.netで、北米支社主導によるラインナップ拡充戦略の一環によるものです。プラットフォームはPCで、欧米では今秋発売ですが、国内では未定となっています。

ゲームは1944年の欧州戦線が舞台で、ノルマンディー上陸作戦後の西部戦線と東部戦線という、2つのキャンペーンが楽しめます。前者では米英の連合軍を率いてドイツ軍を攻撃し、後者ではドイツ軍を指揮してソ連軍の侵攻を食い止めるというもの。「ドイツ軍でソ連軍と戦う」という、『アドバンスド大戦略』的な要素もあるのがユニークです。ブースでは西部戦線キャンペーンのうち、チュートリアル的なミッションと、パリ進撃ミッションの2つがプレイでき、さっそく前者をプレイしてみました。

ゲームは米第82空挺師団がノルマンディー郊外に降下するところから始まります。最初の任務は連合軍が戦闘の拠点となる農村の橋を確保するというもの。プレイヤーに与えられた小隊は4つの分隊から構成され、分隊ごとに指示を出して行動する仕組みです。マウスホイールでカメラ位置を上空から地面すれすれにまでスムーズに移動でき、今風のミリタリーRTSの迫力が堪能できます。なおチュートリアルのためか否かわかりませんが、いわゆる「生産要素」は確認できませんでした。

続いてのミッションは別の小隊を率いて、味方軽戦車の進撃のために、対戦車砲陣地を無力化するというもの。それが成功すると、両小隊と軽戦車部隊を率いて、左右から88mm砲陣地を挟撃するミッションに移ります。このあたりで筆者の部隊はあえなく戦場の露と散ってしまいましたが、UIが非常に親切で、全編英語にもかかわらず、快適にプレイすることができたのは秀逸。このタイトルを見ていると、「洋ゲー」=不親切なUIというイメージは、完全に過去のモノになったなあと感じさせられます。

プレスリリースによると、キャンペーンの終盤では1000ユニットほどが入り乱れて戦う大規模戦闘が楽しめるようで、ほかにもスカーミッシュ(小規模戦闘)や、デスマッチなどのマルチプレイヤーモードもあるとのこと。ミリタリーRTS好きならガチで楽しめそうです。仮にスクエニさんから発売されないとしても、どこか替わりのパブリッシャーで国内発売が行われたり、ダウンロード販売の可能性はないかなど、想像を巡らせてしまうタイトルでした。
《小野憲史》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

PCゲーム アクセスランキング

  1. 「ゲームの公平性を損なうプレイについて」―『VALORANT』公式声明を受け、「ぶいすぽっ!」「Crazy Raccoon」メンバーが厳正処分

    「ゲームの公平性を損なうプレイについて」―『VALORANT』公式声明を受け、「ぶいすぽっ!」「Crazy Raccoon」メンバーが厳正処分

  2. スコットランドのある島が『DEATH STRANDING』の舞台に似てると聞いたので『Microsoft Flight Simulator』で行ってみた

    スコットランドのある島が『DEATH STRANDING』の舞台に似てると聞いたので『Microsoft Flight Simulator』で行ってみた

  3. 【特集】『Steamの名作ホラー』総まとめ―背筋が凍るおすすめ作品を網羅

    【特集】『Steamの名作ホラー』総まとめ―背筋が凍るおすすめ作品を網羅

  4. 【レポート】フリーゲーム『ファウストの悪夢』の雰囲気が禍々しくも美しい…貴方はこの悪夢で何を見ますか?

  5. 今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デジタル鉄道玩具の車両たち〜ゲームの主役である列車を中心に紹介〜

  6. “シュラウド本人”のシュラウドステップ解禁!?『VALORANT』競技シーンにFPSファンが興奮

  7. 『マビノギ』ペットにペンギンとダチョウが追加、ナオの夏用衣装も限定販売

  8. 誰でも自分にピッタリなセンシが決まる!?初心者FPSゲーマーが試すべき“完璧な感度”の見つけ方

  9. 『ロードス島戦記 -伝説の継承者-』プレイヤーが選択できる種族・職業・所属国家が公開

  10. 【特集】『Wallpaper Engine』の使い方―Steamで人気の“動く壁紙”作成ソフト

アクセスランキングをもっと見る