人生にゲームをプラスするメディア

DSは単月で100万台、NPDが4月販売データを公開

調査会社のNPDグループは、2009年4月の米国のゲームハード、ソフトの販売台数を公開しました。

ゲームビジネス その他
調査会社のNPDグループは、2009年4月の米国のゲームハード、ソフトの販売台数を公開しました。

4月の米国は、ハードウェアの販売金額が3億9180万ドルで昨年同期と比較して8パーセントのダウンでしたが、ニンテンドーDSiの効果もあり、DSの販売台数が100万台を超えました。一方でソフトウェアは5億1074万ドルで、こちらも前年から23パーセントのダウンと元気の無い状況です。

プラットフォーム別ではDSが104万台であった以外は低調で、Wiiが34万台、Xbox 360が17万5000台、PS2が17万2000台、PS3が12万7000台、PSPが11万6000台となり、PS2が後継機のPS3より売れるという逆転現象もありました。

ソフトウェアも任天堂が牽引する状況は続いていて、1位『Wii Fit』、2位『ポケモンプラチナ』、3位『マリオカートWii』、4位『はじめてのWii』と上位を独占。サードパーティでは5位(Xbox360)と10位(PS3)にEAの『ゴッドファザーII』が入った他は目立つタイトルはありませんでした。

米国でも日本と同様、タイトルに恵まれない時期が続いているようです。

任天堂オブアメリカはこの結果について「任天堂ハードが56パーセントのシェアを占めたことは、多くのユーザーが製品の質や価値を認めてくれた結果だと考えています。今後も『パンチアウト』や『Wii Sports Resort』といったエキサイティングなゲームを世に送り出していくつもりです」(Cammie Dunawayマーケティング担当副社長)とコメントしています。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 学生時代からプロツールで実践的に学べば大きな武器に・・・バンタンゲームアカデミー訪問(後編)

    学生時代からプロツールで実践的に学べば大きな武器に・・・バンタンゲームアカデミー訪問(後編)

  2. 家庭用ゲーム市場は底打ちへ、2004年国内売り上げ

    家庭用ゲーム市場は底打ちへ、2004年国内売り上げ

  3. 桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン

    桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン

  4. 任天堂が65歳定年制を導入

  5. ポケモンセンター初売りレポート'07

  6. 去年最も売れたソフトは?ファミ通2003年間ランキングトップ100

  7. 【TGS 2014】国内ゲーム業界からの独立組、インディーゲームに挑戦

  8. ゲーム会社の就職に求められるポートフォリオとは?現役クリエイターが学生に指導

  9. 【レポート】アーケード型VRホラーゲーム『脱出病棟Ω』を4人でプレイ!怖すぎて店内に悲鳴が響き渡る

  10. FPS界の重鎮“スタヌ”って何者?山田涼介も憧れる人気ストリーマー・StylishNoobの魅力

アクセスランキングをもっと見る