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テクモが第3四半期業績発表―ゲームは好調

コーエーとの統合を決めているテクモは、平成20年12月期通期業績を発表しました。それによれば、売上高70億3000万円(前年同期: 66億5900万円)、営業利益15億4600万円(16億2900万円)、経常利益11億5000万円(16億9800万円)、純利益1億9700万円(9億4700万円)となりました。ゲームは好調でしたが、その他の部門が足を引っ張りました。

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コーエーとの統合を決めているテクモは、平成20年12月期通期業績を発表しました。それによれば、売上高70億3000万円(前年同期: 66億5900万円)、営業利益15億4600万円(16億2900万円)、経常利益11億5000万円(16億9800万円)、純利益1億9700万円(9億4700万円)となりました。ゲームは好調でしたが、その他の部門が足を引っ張りました。

本業であるゲーム事業では、全世界100万本を超えた『NINJA GAIDEN 2』(Xbox360)、任天堂との共同プロジェクト『零〜月蝕の仮面〜』(Wii)、『DS山村美紗サスペンス』(DS)、『ノストルジオの風』(DS)、『MosterFarm DS2』(DS)、『DS西村京太郎サスペンス2』(DS)、『アルゴスの戦士 マッスルインパクト』(Wii)を発売したほか、『NINJA GAIDEN Σ』のリピートやベスト版が好調で、231万5000本を販売しました。ゲーム事業は営業利益、営業利益ともに前年比プラスの成績でした。

一方で、オンラインゲームの『モンスターファームオンライン』のサービスを一時停止したほか、パチンコ・パチスロ、おりじんるキャラクターのライツ事業、アミューズメント施設などが苦戦し足を引っ張る形となりました。

コーエーとの統合に伴い、これまで12月を期末としていたものが3月末へと変更になります。よって、次の会計年度は2009年1月1日〜3月31日の3ヶ月間となります。

また統合に合わせて、ゲーム開発費をこれまで仕掛かりとして処理していたものを、発生時に費用計上する方式に変更することに伴い、たな卸資産約33億円を特別損失で処理するとのことです。これにより翌期の業績予想は、売上高14億7000万円、経常損失11億8000万円、純損失50億円となります。
《土本学》
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