「Games for Learning Institute」は11〜13歳の生徒を対象に、理数系学科におけるゲームの教育活用を研究する組織。ゲームのどういった部分が学生の興味を引くかリサーチを行った上で、新たな教育プログラムを開発するとしています。
「ゲームなどのテクノロジーで育った世代は、インターネットを検索やコミュニティの構築に利用することには長けているが数学と科学に関する関心が低下している」とするのが「Games for Learning Institute」の見解。「11〜13歳のミドルスクール時代は理数系にとって重要な時期だが、多くの生徒が落胆し無関心になってゲームに没頭するようになる。ゲームは彼らを理数系に引き入れる出発点であると考える」とのコメントがプロジェクトに参加するニューヨーク大学のKen Perlin教授から発表されています。
ゲームを教育に活用する「シリアスゲーム」という考え方は欧米でムーブメントとなっていますが、「Games for Learning Institute」は予算300万ドル(約3億円)の一大プロジェクトととなっており、その成果が期待されるところです。
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