海外サイトdevelopの調査によると、イギリスのゲーム業界人の年収は、プロデューサーが約500万円〜1,600万円、グラフィックデザイナーとアーティストが約400〜1,100万円、プログラマーが約500万〜800万円。どの職種も稼いでいる人とそうでない人の差が激しいものの、昨年度より大幅にアップしています。昨日お伝えしたアメリカの平均年収が低い伸びに留まったのとは対照的です。
イギリスとアメリカを比較すると、デザイナーとアーティスト及びプロデューサーの平均年収はイギリスゲーム業界の方が上となっており、この辺りはお国柄が出た結果といえるでしょう。
どちらの国にも共通しているのは、ゲームのテストなどを行うQAの給料が、業界人の中でも最も低い値が出ているところ。この辺りは日本も人ごとではなく、近年はゲームのバグが多くなっていることを鑑みるに、QAの待遇改善は、どの国のゲーム業界においても急務といえるのではないでしょうか。
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