かつてWiiやPS Vitaに展開した2Dアクション『朧村正』が、『朧村正怪奇譚』としてさらに磨きがかけられ、スイッチ2/スイッチ/PS5/Steamに向けて、2027年2月4日に発売されます(Steam版のみ2月5日)。
原作の本編とDLCで展開した「元禄怪奇譚」をひとつにまとめ、グラフィックやアクションをリファインし、新要素も加えた『朧村正怪奇譚』は、発表以来、多くのユーザーから注目を集めています。

この話題作が遊べるメディア向け試遊会が、先日行われました。原作の爽快感は引き継がれているのか。どんなプレイ感に仕上がっているのか。そのプレイ体験を、いち早くお届けします。
■さらに磨き上げられた、唯一無二の和の世界

『朧村正』を初めて見た人は、まずその美しさに驚かされることでしょう。グラフィックの描き込みが素晴らしく、細部まで丁寧に描かれているのはもちろん、個性的かつ魅力的なデザインが相まって、美麗で唯一無二の世界を雄弁に描いています。
その魅力は、Wii版やPS Vita版の時点ですでに高く評価されていましたが、高精細に描かれる『朧村正怪奇譚』によって、ビジュアルの美しさはさらなる高みへと到達しました。鮮やかなのに幻想的で、儚さを漂わせつつも力強い。本作の世界が持つ和の美しさを、現代レベルの画質で改めて堪能できます。

過去作をプレイ済みの方に向けるなら、「思い出補正に負けない美しさを現代に蘇らせた」と表現しても差し支えのないレベルと言ってもいいほどです。
眺めるだけでなく、実際にプレイしてみても、細かな描写まで見渡せる高精細なグラフィックが、臨場感を大きく高めてくれるように感じました。美術的な魅力が、この美しい世界への没入感を力強く支えています。
■現代でも色褪せない“剣戟”の手触り

素晴らしいビジュアルも『朧村正』が持つ魅力のひとつですが、ゲーム性の軸はやはりアクションの部分にあります。
『朧村正怪奇譚』は、PS Vita版のDLCで展開した4つの物語も収録されているため、主人公は全6人。ただし、メインストーリーを担うのは「鬼助」と「百姫」のふたりです。今回の試遊では片方のみを選んでのプレイだったため、「百姫」を選択しました。

基本的なバトルシステムは鬼助と百姫で共通しています。本作のバトルを簡単に説明するなら、3本の刀を使い分けながら敵と戦うサイドビューアクションです。攻撃ボタンを連打すれば連続攻撃となり、さらに2段ジャンプやダッシュも可能。高い機動力を生かしながら、画面を縦横無尽に動き回れます。
見た目もさることながら、この剣戟アクションの心地よさこそが、『朧村正』の面白さを支える軸だったのは間違いありません。そして、この剣戟による爽快感は『朧村正怪奇譚』でも健在でした。

レスポンスは小気味よく、斬りつけた際の効果音も耳に馴染み、滑らかなモーションが手応えを増してくれるため、敵を斬ったときの心地よさは満点。攻撃そのものが楽しく、ちょっとしたご褒美気分です。
刀は大きく2種類に分かれ、素早く振る「太刀」と、大振りながら威力の高い「大太刀」があります。この2種類に分類される刀が数多く用意されており、その中から3本まで同時に装備できます。

それぞれの刀には「霊力」があり、強力な攻撃である「奥義」を使ったり、敵からの攻撃を防いだりすると霊力が減少。霊力が尽きた刀は一時的に使用できなくなるため、その際は別の刀へ持ち替えて戦うことになります。
一方、別の刀を使っている間は、仕舞っている刀の霊力が回復するので、時間が経過すれば元通りとなり再使用できます。どの刀を使い、いつ切り替えるのかという判断も重要です。
怒涛の連続攻撃と縦横無尽の機動力で画面狭しと暴れ回り、3本の刀を切り替えながら敵を圧倒する。過去作が備えていたアクションの醍醐味は、本作にもしっかりと受け継がれていました。












