
任天堂が2023年7月に米国で出願していた、ゲーム内の撮影モードなどにおけるカメラ制御に関する特許が、2026年8月4日より正式に発行されました。
視線を保ったまま撮影モードへ
本特許は、通常プレイ時(三人称視点)の「ノーマルモード」、各種機能を選択する「メニューモード」、ゲーム内の画像を撮影する「撮影モード」を切り替える際の、仮想カメラの制御などに関するものです。
通常プレイから撮影モードへ切り替える際には、それまでの仮想カメラの位置や向きをもとに、撮影開始時のカメラ位置などを設定。プレイヤーキャラクターは画面上から姿を消し、それまで見ていた対象を撮影しやすい形で撮影モードへと移行します。
撮影した画像はゲーム内のアルバムに保存でき、謎解きのヒントになりそうなものを記録するといった用途も例として挙げられています。


また、通常プレイからメニューモードに切り替えると、仮想カメラがプレイヤーキャラクターの肩越しに移動。「ALBUM」「CAMERA」などの半透明なメニューアイコンがゲーム空間上に表示され、背景を確認したまま各機能を選択できます。ここから「CAMERA」を選ぶことで、そのときのカメラ位置や向きをもとに撮影モードへ移行する仕組みです。


なお、本特許をXで紹介した海外のゲームジャーナリストMike Odyssey氏は、こうした仕組みについて、スイッチ2向けに発売が予定されているスイッチ2向け『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(リメイクと推測されている)に向けたメカニクスを示唆するものだとしています。
レイトレーシング関連の特許も
このほか任天堂は、SSR(スクリーンスペース反射)を用いた反射表現に関する特許も取得しています。こちらは日本で2024年1月30日に出願され、米国では2026年7月28日に特許が成立しました。
SSRでは、画面端付近から画面外へ向かう反射を処理する際、反射対象の情報を取得できず、表現が途切れてしまう場合も。本特許では、こうした場合にレイの方向を画面内側へ補正し、画面端に近いほど補正を強めるなどして、画面端でも反射した物体などを表示しやすくする仕組みが説明されています。
















