2017年3月に発売された「ニンテンドースイッチ」は、現在9年目の真っ最中ですが、今も様々な作品がリリースされており、今も確かな存在感を放っています。累計販売台数も1億5,401万台と、その人気ぶりは数字でも明らかです。
そんなスイッチの後継機として、2025年6月に「ニンテンドースイッチ2」が登場。あまりの人気ぶりのため、販売台数が早くも1,000万台を超えてながらも、未だに気軽に買うことはできない状態が続いています。
スイッチ2やスイッチが圧倒的な支持を集める理由のひとつは、他のゲーム機では遊べない独占タイトルの多さです。「このゲームを遊ぶには、スイッチ2やスイッチが必須」となれば、手を出さない理由はありません。また、スイッチ2は後方互換機能があり、スイッチ版のゲームを遊べる点も普及に拍車をかけています。
■スイッチ2/スイッチでしか遊べない! 魅力的な独占タイトル
独占タイトルは、ゲーム機の人気を支える大事な要素です。しかし、限定される購買層や売上の目標数など様々な事情から、ソフトメーカー側が独占タイトルを用意するのは難しい状況になりつつあります。
しかし、スイッチ2やスイッチの強みは、パワフルで人気の高いIPがいくつもある点です。魅力ある独占ソフトを提供することで、そのゲームを遊ぶために消費者がスイッチ2やスイッチを購入する。そしてゲーム機が売れるほど、独占ソフトの売り上げも増えていくという、正のスパイラルから生まれる成果は侮れません。
もちろん独占タイトルのクオリティも重要なので、残念ながら次々と簡単に出すというわけにはいきません。ただし、絶妙なタイミングや周到な準備によって、独占タイトルが集中する時期も時折訪れます。
そして、2025年全般を通して見ても屈指のタイミングが、この11月に訪れようとしています。先月発売されたばかりの『ポケモンZ-A』をプレイ中のユーザーも多い中、どのようなスイッチ2/スイッチの独占タイトルが、ここから約1ヶ月の間に登場するのか。まさしく矢継ぎな“独占タイトルラッシュ”を見逃さず、今後のプレイ予定を今のうちに整えておきましょう。
■スイッチ2『ゼルダ無双 封印戦記』:2025年11月6日発売
まず先陣を切るのは、世界的にファンの多い『ゼルダの伝説』シリーズと、爽快な一騎当千アクションが楽しめる『無双』シリーズがコラボレーションした『ゼルダ無双 封印戦記』です。
『ゼルダの伝説』シリーズでは、ごく一部の例外を除き、プレイヤーが操作するのは「リンク」のみ。しかし、本作を含めて現時点で3タイトルを展開している『ゼルダ無双』シリーズは、ゼルダ姫をはじめ数多くの登場人物がプレイアブルキャラクターとなります。
プレイ感や立ち回りはそれぞれ異なるため、キャラを変えるたびに新鮮な驚きと楽しさが味わえますし、自分好みのキャラを選べるのも嬉しい点です。従来の『ゼルダの伝説』シリーズでは味わえない、本作ならではの醍醐味を堪能できます。
しかも『ゼルダ無双 封印戦記』は、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の世界でかつて起きた「太古の封印戦争」が舞台となっており、単なるお祭りゲームではありません。直接的な繋がりもあるため、物語面も魅力的な作品です。











