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『アウトランカーズ』間口は広く、奥は深く。シンプルながらも三つ巴の構造がおもしろい新作スマホPvP

3チームでポイントを奪い合うPvP『OUTRANKERS』は、遊びやすくまとめつつも戦略性の高さが伺えるタイトルになっていました。

ゲーム プレイレポート
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『アウトランカーズ』間口は広く、奥は深く。シンプルながらも三つ巴の構造がおもしろい新作スマホPvP
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フェイスベールをつけた美女って最高ですよね。

すみません、いきなりこの世の真理について話してしまいました。まず簡単に説明をしましょう。

この美少女の名は“クラリス”。彼女はでらゲーより2025年11月6日配信予定の新作スマホゲーム『OUTRANKERS(アウトランカーズ)』に登場するプレイアブルキャラクターです。あとほかに半裸のイケメンや狼っぽいダウナー男、小さくて大きい獣人っ娘がいます。筆者にできるのは感謝の言葉を述べることだけです。

『OUTRANKERS(アウトランカーズ)』|公式サイト
かわいい。肉球もかわいい。
メロい男のイベントスチルもあります。ありがとう。

本作自体の概要に話を戻すと、このゲームは3vs3vs3の“ポイントを奪い合うPvPゲーム”です。拠点の破壊や敵を倒した数などではなく、どれだけポイントを稼いだかが重要視される対人戦、というのが大きな特徴となっています。

舞台は約200年後の地上文明が崩壊した地球。このPvPは、そこで開催される“アビスシフト”と呼ばれるゲームなんです。

対人戦以外にも、キャラクターのことをより深く知るシステムや重厚なシナリオなど、かなりできることの幅が広いのもポイント。本稿では先行プレイで体験できた、さまざまな要素についてお届けします。

今回は、プレイしたバージョンの関係でガチャ要素に関しては触れられませんでした。ガチャでは、装備のような立ち位置である“ギア”というアイテムや衣装などが入手できるとのこと。

三つ巴の構造が奥深さを生む。ポイント争奪戦の駆け引きが熱いPvP

メインとなるPvPコンテンツは、9体のユニットが同じ戦場で戦うというもの。プレイヤーはそれぞれキャラクターを3体編成し、ほかふたりのプレイヤーとポイントを奪い合って戦います。3ユニット×3パーティーという構図ですね。

とはいえプレイヤーが操作するのは、編成したパーティーのリーダーユニットのみ。ほかの2体はAIで半自動的に動きます。戦闘中に大まかな指示を出すことができるので、アクションの上手さだけではなく、「AIをどうやって効率よく動かすのか?」という指揮力やチーム連携力も試されます。

中央のユニット以外は自動で動きます。序盤、中盤、終盤ごとに「こういう動きをして!」と設定することが可能。
プレイヤーレベルが一定以上になると、左上にある仲間のアイコンをタップして戦闘中に指示を出すことも可能に。
当然ながらキャラはそれぞれ性能差があります。中にはAI操作で使うと強いタイプのキャラなどもいそう。
『OUTRANKERS(アウトランカーズ)』|公式サイト

基本的には雑魚敵を倒して“エルピス”という資源を入手し、自陣にあるE-スフィアと呼ばれる球体の元まで持ち帰ってポイントに変換するというのが一連の流れになります。序盤は大量のエルピスを獲得できる“ハイエネミー”と呼ばれる雑魚敵を中心に狩ることになるのですが、こいつらは非常に強力。適当に攻撃しているだけではこちらの命が危ういレベルです。

1試合の時間は約3分間で、レベルアップなどの概念はなし。なので、いわゆる“まったりファームをする”ような状況はほぼありません。つねに緊張感に満ちた戦いが楽しめるようになっているのです。

雑魚敵を倒すとキラキラした石を落とします。これがエルピスと呼ばれるもので、最後の一撃を入れた対象に自動で集まります。
自陣に持って帰り、E-スフィアにエルピスを格納。こうすることで自分のチームにポイントが加算されるわけですね。

その緊張感の一端を担うのが、妨害の容易さ。当然ながら本作では、雑魚敵だけではなく敵ユニットへの直接攻撃も可能です。倒すことで運搬中のエルピスを落とさせつつ、一定時間敵の自陣に拘束することができます。

倒されてしまうとかなりのロスになるため、HPの管理はかなり気を配りたいところ。油断していると、ハイエネミーの攻撃をくらってHPが減ったところを襲われてダウンし、さらに自分が減らしたハイエネミー自体も横取りされて……なんて目にあうことも。

エルピスを持った状態で倒されると大損。しかも倒される演出から復活までは10秒ほどかかり、約3分ほどしかない試合時間ではかなり致命的になります。

さらにエルピスには所持制限があり、持ちすぎると移動速度がガクンと下がって襲われやすくなります。一気に雑魚敵を処理するのではなく、定期的にE-スフィアへ持ち帰ってポイントに変換しながら立ち回る必要があるわけですね。妨害と運搬のバランスがとても大事になってくるわけです。

自衛のためにも、序盤は味方といっしょに行動してハイエネミーを倒すのが大事そう。

最初に沸いた雑魚敵を狩りつくし、中盤に移行すると戦いはさらに苛烈さを増します。初期のマップではお互いのE-スフィアがほぼ隣接した位置にありつつも壁で隔離され、簡単にはアクセスできないようになっているのですが……なんと一定時間が経つとこの壁が消失。いとも簡単に敵のE-スフィアへ攻撃できるようになるのです。

今回の先行プレイで遊べたマップはこんな感じ。丸いのがE-スフィアです。
序盤はこんな感じで壁があり、向こうへ渡ることも攻撃を通すこともできないのですが。
ゲーム時間約30秒あたりで壁が撤去。敵チームとも遭遇しやすくなります。

では敵のE-スフィアに攻撃するとなにが起きるのか。もしかしたらなんとなくお気づきかもしれませんが、なんと攻撃することで敵が溜め込んだポイントを直接減らすことが可能なのです。最初こそ減る量はそこまで多くはないものの、一定回数攻撃すれば敵のE-スフィアが破壊され、ポイントの減る量がさらに大きく。そのまま攻撃を続けることで尋常じゃない量のポイントを減らすことができます。

序盤にリードを保った1チームがいた場合、ほかのチーム同士が共闘して突出した1チームを狙い撃つ……なんて展開もあるかもしれません。三つ巴ならではのシチュエーションですね。

赤チームと協力して黄色のE-スフィアをタコ殴り。ちなみにその後ろでは赤のE-スフィアが破壊されています。じつにカオス。

そんな中盤を超えた後半、戦場はさらに混沌とします。試合ごとに異なるハプニングが発生し、エルピスを大量に獲得するチャンスが訪れるのです。

発生するハプニングは、マップの中央にエルピスを周囲へ無尽蔵に生成する花・エルピシアが咲いたり、大量のエルピスを落とすすばやいエネミーが大量に登場したりという感じ。とくにエルピシアが咲くイベントは、咲く位置が自陣のほぼ真横なので占拠できるととてつもなく効率的にエルピスを稼げます。

もちろんその条件は他のチームも同じなので、先ほどと同様共闘しながら襲い掛かってくることでしょう。とはいえ突出した1チームを下したあとは2チーム間で花の奪い合いになるため、そこでも駆け引きが発生するわけです。単純な設計ながら複雑かつ戦術的な読み合いが必要になる。それがこのゲームのキモとなる、いちばんおもしろい部分になるでしょう。

中央を陣取り、エルピスを懐に入れつつひたすら相手のE-スフィアを殴っているところ。相手のポイントを123削りつつ自分は114ポイント分のエルピスをキープしています。危なくなったら自陣に帰ってエルピスを入れればいいので逃げやすいのも最高。

戦術的な面が強いこともあってか、操作難度はそこまで高くない印象を受けました。要求される操作も、移動、3種類のスキル、通常攻撃の5つなので、大して難しくはありません。スキルはそれぞれクールタイムがあるため、「どのタイミングで使うのか?」という判断力のほうが問われる印象です。

さらに、自分が動かすリーダーユニットもAIに自動で操作させることができます。切り替えも非常に簡単なので、平時は盤面を見ながら自動操作させつつ、ここぞというときに自分で操作するということも可能です。

もちろん腕に自信のあるプレイヤーなら、つねに自分の判断で操作するのもアリ。自信のないプレイヤーはアシストを使ってゲームを楽しみ、腕試しがしたいプレイヤーはアシストなしで技術の上達を楽しめる。そういった二層構造になっています。

毒などの状態異常付与、行動妨害スキルが豊富、ステルス持ちなど、キャラクターもそれぞれ個性があっておもしろかったです。
スキルにさまざまな効果を付与することができる、キャラクター育成要素も。
一定以上まで強化すると、スキル自体のランクが上昇します。ランクが上がるとスキルの使い勝手や威力がとてつもなく上がるため、“成長した”という実感がすごい。

今回の先行プレイではbotとの試合だけだったため、対人戦の熱さを感じられなかったのが少々惜しいところ。というのもこのゲーム、前述したような突発的な共闘と裏切りのタイミングなど、「三つ巴による危ういバランスをどう乗りこなすのか?」という戦術的な判断がすごく重要なゲームに思えてならないのです。

流石にbot相手ではそういった共闘はまず発生しないため、そういった光景はほぼ起こりえませんでした(たまーに殴り合っているところへスキルをぶち込んでかっさらう“漁夫の利”があるぐらい)。

キャラクターたちが個性的なため、動かすこと自体の楽しさは十分にあります。ただ、それだけではこのゲームの本質に触れたとは到底言えないでしょう。個人的には「はやくリリースしてもっと遊ばせてくれー!」と願うばかりです。

E-スフィアを殴っていても止められることがなく、けっこう簡単に勝ちきれる試合が多かったです。対人戦じゃこうはいかないだろうし、どういうやりかたが正解になるのかとても楽しみ。
『OUTRANKERS(アウトランカーズ)』|公式サイト

監獄シティに住む“ランカー”たちが戦う…メインストーリーも面白い

とはいえ、対人戦以外のソロ系要素も充実していたのはうれしい限り。とくにメインストーリーは設定が面白く、エルピスを奪い合う戦いにしっかりとした説得力を生んでいたのが非常によかったです。

まずそもそも「エルピスとはなんぞや」という話ですが、これは崩壊した地上に発生した新たなエネルギー資源。2099年に突如飛来した無数の隕石により地上の文明は70%が失われ、人類は地下での生活を余儀なくされたのですが、その代わりにエルピスが出現したことで世界はさらなる発展を遂げていました。

主人公は、そんな旧世界からの生き残り。200年前に生きていた“原種”として保護されました。

このエルピス。それ自体は人類にとって“毒”となるのですが、まれにエルピスに適合し、特殊な異能を開花させ不老不死となった者たちがいるのです。それこそが適合者――“ランカー”と呼ばれる本作のプレイアブルキャラクターたち。

しかし彼らは特殊な技能を持ちつつも、この世界ではエルピスに手を出した犯罪者として扱われます。地下の末法都市・監獄シティへと強制的に住まわされ、必要があればエルピスを採取するために地上へ強制的に上げられる。そういった存在なわけです。

主人公は強制的に囚人の管理官に任命。適合者たちに指示を出してエルピスを回収させる立場に。
監獄シティの全景。かっこいい……。
ちなみに治安はマジで終わってます。殺人鬼にサインねだってんじゃねえよ!

しかし、この世界はそのエルピスの採取をエンターテイメントとして昇華させました。強力な異能を持つランカーたちがエルピスを奪い合う様子を“アビスシフト”というゲームとして配信したのです。成績優秀者はビジョンで宣伝され、それなりの地位も得られる様子。けっこうとんでもないことをやっている感じはしますが、物語を読む感じだとしっかり文化として根付いているようなので、意外と反発の声などは少ないのでしょうか。

設定的にもトンデモ感満載なSFではありますが、だからこそ読んでいておもしろい。世界観は骨太で、かなりがっしりしているような印象を受けます。このしっかりした土台に、これから先どういったストーリーが追加されていくのかが楽しみでなりません。

イベントストーリーもあります。こちらでは(仕事ではありつつも)ナイトプールに行ったり……。
バンドを組んだりしていました。重めな設定を持ってはいますが、わりと自由に暮らしているようですね。

キャラクターに贈り物を渡すことで親密Lvを上げ、“ランカーストーリー”という個別のシナリオを見ることもできます。筆者はもちろんクラリスに貢ぎまくりました。キャラクターに貢げるシステムっていいですよね。最高。

ちなみに贈り物の正式名称は“差し入れ”であり、キャラクターに会いに行くのは“面会”と呼ばれます。このあたりの言葉遣いからも、しっかりした設定を感じられていいですよね。

ハートがいっぱいな絵面とクールな表情のミスマッチさ。最高ですね。
ストーリーも見ごたえたっぷり。続きが読みたくてどんどん貢いでしまう。

そういった設定や物語関連のほか、ミッションを達成するのが目的のシングルプレイ用モードもあります。AIによるアシストなども含め、対人がメインの要素でありながらもゲームが苦手な人でも楽しめるようになっているのが印象的でした。

間口は広く、奥は深く

『OUTRANKERS』が、誰でも遊べるような仕上がりになっているのは間違いないと思います。操作も非常にとっつきやすく、シングルプレイ用のモードで腕試しもできる。設定関係も充実しておりキャラクターを“推す”こともしやすい。非常に間口が広い印象をうけました。

それでいて、PvPゲームらしい奥深さも忘れてはいません。前述のとおり今回の先行プレイで十全に体験することはできませんでしたが……確実に、読み合いが超おもしろいゲームであることは感じられました。今後このゲームが発展していくことで、どういったセオリーが形作られていくのかは非常に興味深いところ。玄人どうしのプレイはかなり盛り上がりそうです。

編成などもどういう感じがベターになるのか、じつに気になる。リリースされて、研究が進んでいくのが楽しみ。

最後にプレイした感想を端的に語るなら、とても正式リリースが楽しみになる仕上がりになっていました。誰でも遊べるようになっていて、ちゃんと奥深さがある。ハマる人が続出しそうなタイトルです。


『OUTRANKERS』は11月6日よりスマホ(iOS/Android)向けに配信開始。基本プレイ無料のアイテム課金制です。今はリリースされるそのときを心待ちにしつつ、頭の中で「どうやって戦うか」の戦術ノートを充実させていくことにします。

『OUTRANKERS(アウトランカーズ)』|公式サイト
《オクドス熊田》

オクドス熊田

1998年生まれ。川に潜って魚を捕ったりゲームしたりテキストサイトを読んだりしていたらいつのまにかフリーライターになっていた。現在は紙面、web問わずいろいろと活動中。好きなレーンはTOPレーン。ソウルチャンピオンはタム・ケンチ。

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