人生にゲームをプラスするメディア

『ドラクエ』サマルトリアの王女は、HD-2D版より“30年以上も前”に冒険していた!?ー平成初期に描かれたもうひとつの物語、そしてゲーム版との意外な繋がりも

HD-2D版『ドラクエII』で初めてパーティに加わったサマルトリアの王女。しかし30年以上も前に、彼女が冒険に出かけた

ゲーム 特集
『ドラクエ』サマルトリアの王女は、HD-2D版より“30年以上も前”に冒険していた!?ー平成初期に描かれたもうひとつの物語、そしてゲーム版との意外な繋がりも
  • 『ドラクエ』サマルトリアの王女は、HD-2D版より“30年以上も前”に冒険していた!?ー平成初期に描かれたもうひとつの物語、そしてゲーム版との意外な繋がりも
  • 『ドラクエ』サマルトリアの王女は、HD-2D版より“30年以上も前”に冒険していた!?ー平成初期に描かれたもうひとつの物語、そしてゲーム版との意外な繋がりも
  • 『ドラクエ』サマルトリアの王女は、HD-2D版より“30年以上も前”に冒険していた!?ー平成初期に描かれたもうひとつの物語、そしてゲーム版との意外な繋がりも
  • 『ドラクエ』サマルトリアの王女は、HD-2D版より“30年以上も前”に冒険していた!?ー平成初期に描かれたもうひとつの物語、そしてゲーム版との意外な繋がりも
  • 『ドラクエ』サマルトリアの王女は、HD-2D版より“30年以上も前”に冒険していた!?ー平成初期に描かれたもうひとつの物語、そしてゲーム版との意外な繋がりも
  • 『ドラクエ』サマルトリアの王女は、HD-2D版より“30年以上も前”に冒険していた!?ー平成初期に描かれたもうひとつの物語、そしてゲーム版との意外な繋がりも
  • 『ドラクエ』サマルトリアの王女は、HD-2D版より“30年以上も前”に冒険していた!?ー平成初期に描かれたもうひとつの物語、そしてゲーム版との意外な繋がりも
  • 『ドラクエ』サマルトリアの王女は、HD-2D版より“30年以上も前”に冒険していた!?ー平成初期に描かれたもうひとつの物語、そしてゲーム版との意外な繋がりも

■一夜限りだった「ティア」の冒険

マカロンは、ローレシアの王子と共に旅立ちました。「わがまま姫様の捕物騒動」とはまったく異なる展開です。

遭遇した魔物を撃退したティアとその一行は、日が落ちた頃にローレシアの城下町に辿り着きます。ただし、宿屋の主人に宿泊を断られてしまい、その晩は教会のお世話となりました。

ここまでドラキーを追い払っただけですが、普段の生活とはまったく違う冒険にティアの興奮は冷めやらず、教会の神父が振る舞うごちそうを前にしてテンションが最高潮に。勧められた果実酒を口にし、さらに神父にも飲ませて、共に酩酊状態へと陥ります。

神父も巻き添えにして酔いつぶれてしまうとは、一国の王女としてあるまじき事態でしょう。しかし、この神父の本当の姿は「じごくのつかい」。ハーゴンの密偵として、ローレシアの城下町に潜り込んでいた魔物だったのです。

ある意味ティアは、マカロンよりもトリッキーかも!?

「じごくのつかい」は、満月の塔などに出現する中盤クラスのモンスター。ローレシア王子やサマルトリア王子であっても、旅立ち直後の遭遇ならなすすべもなくやられてしまうことでしょう

結果論とはいえ、そんな強敵を酔い潰して倒したティアの行動は、見事な冒険譚として語られてもおかしくないほどです。ただし、その出来事を後から振り返ったティアは、魔物の恐ろしさを肌で感じ、二度と冒険なんかしないと決意して城へ戻りました。

なお「じごくのつかい」は、酔い潰れたところを捕えられ、城の地下牢に放り込まれてしまいます。

■ティアが捕まえた「じごくのつかい」の後日談かも……?

ティアのわがままで無茶な冒険は、「じごくのつかい」を捕えるというお手柄も果たしました。書籍に書かれた物語はここで締めくくられるものの、この「地獄の使い」と本編には、見逃せない共通点があります。

ファミコン版『ドラクエII』でローレシア城の地下へ行くと、実はそこに「じごくのつかい」がいるのです。ちゃんと牢の中に幽閉されており、シチュエーションもまったく同じです。

作中で言及などはありませんし、媒体の違う作品同士なので、あくまで「そうだったかもしれない」程度の話に過ぎません。しかし、「じごくのつかい」が牢屋にいる理由は、ティアが捕まえたから……と想像を膨らませるのも、楽しみ方のひとつでしょう。

ちなみに、ここにいる「じごくのつかい」を倒すと、確定で「いかずちのつえ」をドロップします。道具として使うと「バギ」の効果が発動するためかなり利便性の高く、このアイテム狙いで城の地下に足を運んだ人も続出しました。

ただしスーパーファミコン版以降になると、城の地下に幽閉される魔物は「あくましんかん」に変わっているのでご注意ください。


これからは、マカロンの冒険も長く語り継がれることでしょう。

ティアの冒険はあくまで「わがまま姫様の捕物騒動」の話ですが、本編との関連性もありそうな内容で、ファン心が大いにくすぐられました。

そんな小さな冒険が描かれてから30年以上が経った今、HD-2D版『ドラクエII』では「マカロン」が新たなメンバーとしてパーティに加わり、世界を救う旅に同行します。スケールこそ全く異なりますが、どちらの物語もかけがえのない“サマルトリア王女の冒険”に違いありません。


ドラゴンクエストI&II - Switch
¥7,294
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ドラゴンクエストI&II - PS5
¥6,532
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 『ドラクエ』「天空」シリーズで“リメイク希望No.1”タイトルが決定! 半数近い「48.5%」の熱烈な支持が集まる【アンケ結果】

    『ドラクエ』「天空」シリーズで“リメイク希望No.1”タイトルが決定! 半数近い「48.5%」の熱烈な支持が集まる【アンケ結果】

  2. 『ポケカ』30周年記念商品がベールを脱ぐ!6月1日22時に最新情報が公開決定、キーとなるのは「ミュウ」「ミュウツー」

    『ポケカ』30周年記念商品がベールを脱ぐ!6月1日22時に最新情報が公開決定、キーとなるのは「ミュウ」「ミュウツー」

  3. 『ドラクエ12 夢の彼方へ』ヒロイン?らしき女の子が可愛い!開発中映像が公開

    『ドラクエ12 夢の彼方へ』ヒロイン?らしき女の子が可愛い!開発中映像が公開

  4. ファミコンからPS時代までの進化をプレイしながら追体験する!ゲーム史を愛する人に贈りたいアクションADV『エボランド』の魅力【プレイレポ】

  5. メガミュウツーXとYはどちらを育てるべき?現環境と今後を見据えたおすすめ育成法【ポケモンGO 秋田局】

  6. “スイッチ2ライフ”がお得に充実!『龍の国 ルンファク』『ファンタジーライフi』『風来のシレン6』が3,278円、『知恵のかりもの』は3,058円─ゲオ店舗のGWセールを現地調査

  7. 今週発売の新作ゲーム『FINAL FANTASY VII REBIRTH』『Gothic 1 Remake』『eFootball Kick-Off!』『The 7th Guest Remake』他

  8. お得な「セット」が全て最安値更新!『オクトラ』バンドルは1作品あたり2,400円以下、『ダンロン』『AI: ソムニウム ファイル』などもお買い得【eショップ・PS Storeのお薦めセール】

  9. 新作オープンワールド『望月(WANGYUE)』が2024年公開の実機映像から超絶進化!―日本未上陸の注目ゲーム3選【2026年5月31日】

  10. 『遊戯王OCG』最初期のストラクチャー「遊戯編/城之内編/海馬編」が蘇る!特別セットより、原作デザインの各エースカードが初公開

アクセスランキングをもっと見る