■エステルとヨシュアの「あ~ん(ハート)」にお腹いっぱい!

エステルとヨシュアはそれぞれ魅力的ですが、2人揃ってのシーンも見ごたえがあります。

例えば、並んで弁当を食べるシーンでは、エステルが「あ~ん(ハート)」を求め、ヨシュアが困惑する場面が描かれました。満面の笑みと戸惑い、対照的な表情がナイスです。

しかし、こういう時のエステルに逆らえるはずもありません。ヨシュアはスプーンで、エステルの「あ~ん(ハート)」に応えます。

一方エステルは、サンドイッチをヨシュアの口に運びます。
ただし、「あ~ん(ハート)」というよりは押し込むと表現した方が正解に近く、ヨシュアは黙ってモグモグするほかなし。このときの諦め顔も、実によく描かれています。
■男装×女装なのに、どっちも美男・美女!

エステルの強引さに押し切られた一例としては、学園祭の演劇も外せないところです。男女の配役を逆にしたこの舞台では、なんとヨシュアがヒロインに抜擢されてしまいます。


しかもその仕上がりは素晴らしく、間違いなくヨシュアなのに、どう見ても妙齢の美女。周囲からの絶賛ぶりに、ヨシュア自身も戸惑いを隠し切れません。しかし、その反応もまた可愛いことに、本人は気づいているのでしょうか。


男女逆転の劇なので、エステルは男性の騎士役として登場。また、旅の道中で仲を深めたクローゼも同じく男装し、舞台上でエステルと共に剣戟を披露します。


ヨシュアの女装ぶりに目が奪われがちですが、エステルとクローゼの凛々しさも侮れません。普段から武器の扱いに長けていることもあり、2人の立ち回りも見事なものでした。
■健気なクローゼは、リメイクでより美しく


男装のクローゼも見ごたえがありますが、プレイヤー視点では学生服の彼女がやはり一番しっくりきます。
大事な場所である孤児院のためには堂々と立ち向かい、シロハヤブサのジークには穏やかな笑顔で微笑み。そんな表情を前にしたら、ジークもつられてにっこりです。


パーティに加わるメンバーの中でも、特に穏やかで控えめな彼女。しかし戦うべき時に臆することはなく、一歩も引かぬ勇ましさも持ち合わせています。


剣は人を守るために振るう。その教えを守り、ためらいなく戦う姿には、見惚れるほかありません。



そんな彼女には、実は大きな秘密を抱えており、物語の終盤では華麗なドレス姿を披露してくれます。その姿を3Dで存分に拝めるだけでも、フルリメイクされた甲斐があるというものですね。