インディーゲーム開発者のElias Daler氏は、ききやま氏が手掛けたフリーゲーム『ゆめにっき』の初代PlayStation(PS1)向け非公式リメイクを開発中です。
Steam版パブリッシャーへの提案を検討―数多くのファン作品が登場したフリーゲームをPS1リメイク

『ゆめにっき』とは、2004年に公開された「RPGツクール2003」製のアドベンチャーゲームです。ピクセルアートを基礎としたどこか暗く、不気味な雰囲気の夢の中を探索する作品となっており、数多くのファンゲームや影響を受けたタイトルが存在するほか、企業からも原作者ききやま氏許可の元、メディアミックスが展開されています。
そんな本作ですが、Daler氏は2025年9月末からローポリ風にアレンジしたスクリーンショットをXにて公開。後にこれが実際にPS1で遊べるものであると説明し、ききやま氏と連絡を取りたがっている旨や、Steam版をパブリッシングしているPLAYISMへの提案(売り込み)を検討していることも明かしました。
本リメイクに関してDaler氏のX(@EliasDaler)でアニメーション導入やポーズ画面実装といった開発の経過報告が行われており、執筆時点では原作にもあった扉が配置された部屋が披露され、PS1のVRAMに収めるためテクスチャサイズの削減を行った裏話などが語られています。

なお、Daler氏は過去にも様々なゲームを開発しており、実際に遊べる旧プロトタイプ作品がitch.ioに、未完作品のスクリーンショットが同氏のホームページで公開されています。