
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は9月23日、「日本ゲーム大賞2025」年間作品部門、経済産業大臣賞の発表授賞式を執り行いました。
「日本ゲーム大賞」は、優れたコンピュータエンターテインメントソフトウェア作品を選考し表彰するイベントです。今年は2024年4月~2025年5月末までに日本国内でリリースされた作品および、期間外の発売でもその年に話題となった作品が選考対象となっています。
◆日本ゲーム大賞2025大賞は『メタファー:リファンタジオ』!
大賞に選ばれたのは、アトラスの『メタファー:リファンタジオ』です。本作は、同社の人気シリーズ『ペルソナ』の開発陣による完全新作RPG。『ペルソナ』の特徴だった現代ジュブナイルから、ファンタジー世界を舞台にした新たな挑戦となり、作り込まれたゲーム性がユーザーの心を掴みました。


近年の家庭用ゲーム産業の成長・発展に寄与し、多大な貢献をした人物や団体に贈られる「経済産業大臣賞」は「ニンテンドースイッチ2」が受賞しました。任天堂にとって約8年ぶりとなる最新ハード。長年にわたり愛されたニンテンドースイッチの後継機種として、今後もゲーム産業を盛り上げていくことが期待されます。

また、昨年から新設された「ブレイクスルー賞(独創的なアイデアやチャレンジにより、新たなジャンルやゲーム性を生み出した作品)」は『Clair Obscur: Expedition 33』、「ムーブメント賞(普段積極的にゲームをプレイしないユーザーを含む幅広い層にアプローチし、その年の記憶に残る実績を残した作品)」は『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』が受賞しています。
その他部門を含む、各受賞作品は次の通りです。
■大賞
・メタファー:リファンタジオ(アトラス)
■優秀賞
・メタファー:リファンタジオ(アトラス)
・都市伝説解体センター(集英社ゲームズ)
・ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン(スクウェア・エニックス)
・HD-2D版 ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(スクウェア・エニックス)
・真・三國無双 ORIGINS(コーエーテクモゲームス)
・首都高バトル/TokyoXtremeRacer(元気)
・龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii(セガ)
・モンスターハンターワイルズ(カプコン)
・HUNDRED LINE -最終防衛学園-(アニプレックス)
・ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女(レベルファイブ)
・ELDEN RING NIGHTREIGN(フロム・ソフトウェア)
■ゲームデザイナーズ大賞
・INDIKA(Odd Meter)
■特別賞
・PlayStation Store(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)
■ブレイクスルー賞
・Clair Obscur: Expedition 33(Kepler Interactive)
■ムーブメント賞
・Pokémon Trading Card Game Pocket(株式会社ポケモン)
■経済産業大臣賞
・ニンテンドースイッチ2
今年もさまざまな作品が登場した「日本ゲーム大賞2025」。この他にも、フューチャー部門の授賞式が9月28日13時から実施されます。詳細は日本ゲーム大賞公式サイトをご確認ください。