スクウェア・エニックスは、新作アプリ『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』のティザーPVを公開しました。海外メディアEurogamerは、『ドラゴンクエスト』シリーズが好調であることを受けて、その勢いをモバイルゲームにも活かそうとしているという見解を示しています。
◆『ドラクエ』新作アプリはローグライトRPG!海外メディアはシリーズ好調を受けた展開と分析
本作は、ランダムなスキルと直感操作のアクションで戦う見下ろし視点のローグライトRPGです。プレイヤーはゲージを貯めて発動する必殺技や、ランダムに出現する「冒険スキル」を駆使して、毎回違った成長と戦略を楽しめる冒険に挑みます。
『ドラゴンクエストウォーク』『ドラゴンクエストタクト』などが展開されてきた『ドラクエ』シリーズのモバイルゲームに新たなタイトルが登場したことについて、Eurogamerはシリーズ自体が好調なことが理由であると推測しました。

まず同メディアは、ここ数年の間に『ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー』や『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』などのスクウェア・エニックス開発のモバイルゲームが次々とサービスを終了していることを指摘。
2025年3月期の決算報告ではスマートデバイス・PCブラウザ等が大幅減益となったことは、これら複数のモバイルゲームのサービス終了が影響している可能性があるとしています。
一方で、HDゲーム分野では『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が当初の想定を上回ったこと等により増益となったことに着目。
リメイク版『ドラゴンクエストIII』で大成功を納め、今後は『ドラゴンクエストVII Reimagined』やHD-2D版『ドラクエ I&II』の発売を控えるなど、シリーズ自体が好調な様子を見せているため、その追い風を生かしてモバイルゲーム分野での展開の拡大も目指しているのではないかという所感を述べています。

『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』はiOS/Android向けに2026年配信予定です。