◆『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ
生みの親である桜井政博氏が中心となって、長年作り続けてきた『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズは、対戦という緊張感のあるゲーム性に「吹っ飛ばしアクション」という逆転しやすい要素を加え、唯一無二の個性で好評を博しました。
昔はもちろん今も人気の高いシリーズで、最新作の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は2018年の発売ながら、今も中古市場では高値で安定しています。続編を望む声も多く、新たな新作が発表されれば大きく沸くことでしょう。
ただし、桜井氏は現在『カービィのエアライダー』の開発に関わっています。こちらの作品は11月20日に発売されるため、今まさに大詰めかもしれません。また、『スマブラSP』にて過去作のファイターが総出演し、一区切りついた印象もあります。
望む声こそ大きいものの、『スマブラ』の新展開は時期的にもまだ難しそうに思えます。
◆『ゼノブレイド』シリーズ
2000年代の任天堂のゲーム機は、RPG方面が弱いと言われることもありました。しかし、2010年に登場した『ゼノブレイド』の圧倒的な世界観と冒険感が、そうした空気を一掃。Wii、Wii U、スイッチと、歴代のハードにそれぞれシリーズ作を提供し、揺るぎない人気を勝ち取りました。
シリーズの完全新作は2022年発売の『ゼノブレイド3』が最新なので、新たな動きが欲しいところですが、『ゼノブレイドクロス ディフィニティブ・エディション』が2025年3月に出たばかり。過去作のスイッチ版とはいえ、追加要素も含めてかなり力が入っていたため、完全新作の発表はまだ先になるのかもしれません。
◆『ファイアーエムブレム』シリーズ
シミュレーションRPGの草分け的存在であり、今も多くのファンから支持されている『ファイアーエムブレム』シリーズ。スマホ向けの『ファイアーエムブレム ヒーローズ』が今も展開中ですが、家庭用向けの新展開にも期待したいところです。
しかし、シリーズ最新作の『ファイアーエムブレム エンゲージ』が発売されたのは、2023年のこと。まだ2年半ほどしか経っていないため、今回新たな動きが見られるかどうか微妙なタイミングです。