8月20日の「gamescom Opening Night Live 2025」で発表された、カプコン新作『鬼武者 Way of the Sword』の3rdトレイラー。そこで登場した個性豊かな強敵や幻魔、そして特徴的なアクションの詳細情報が公開されました。
◆一風変わったステージと4体の強敵・幻魔を一挙公開
本作は、2001年に第一作目が登場した『鬼武者』シリーズの完全新作。カウンターアクション「一閃」を始めとした爽快感のある「バッサリ感!」や、実在の人物・事件を基にしたリアリティを持ちながらも、どこか妖しげで不気味なダークファンタジー的演出、キャラクターたちに課された因果や宿命に翻弄される重厚なストーリーが特徴です。
『鬼武者 Way of the Sword』では、不可思議な姿と化した江戸時代初期の「京都」を舞台に、「鬼の篭手」によって常人の域を超える力を得た主人公・宮本武蔵の戦いが描かれます。



3rdトレイラーでは、これまで公開されてきたものとは一線を画す、怪奇的なステージがお披露目。危険な雰囲気が漂う研究所のようで、武蔵の進行を阻む強敵や幻魔たちの姿を確認できます。
■強敵:道狂(どうきょう)
京都の地下に存在する研究所で、新しい幻魔を生み出すことに没頭する不気味な存在。研究所の様子から相当な悪趣味であることが窺える。
■強敵:大鵺(おおぬえ)
道狂によって造り出された幻魔。獣のような動きから繰り出す苛烈な攻撃に加え、雷を操る能力を持つ。
■蠱頭(こがしら)
寄生型の幻魔に肉体を奪われた人間が、魂を吸収するなどして強化した個体。周囲に瘴気を放出し、他の幻魔にも影響を与える。
■血児固(ちじこ)
道狂によって造り出された幻魔。ツギハギにされた人面と伸縮する触手が特徴。
◆爽快な剣戟を実現する、特徴的なアクションを紹介
敵の攻撃をいなす爽快感が味わえる「受け流し」、「弾き」のジャストアクションと『鬼武者』シリーズが確立した独自のゲーム体験が楽しめる「魂吸収」、「一閃」をまとめて紹介します。
■受け流し
タイミングよく防御を行い、敵の攻撃を受け流すアクションです。敵をよろけさせて攻撃チャンスを生んだり、壁や他の敵にぶつけたりできます。

■気焔状態
受け流しに複数回成功すると、一時的に「刀の威力強化」と「青魂が出やすくなる」効果が得られる「気焔状態」となり、戦いをより有利に進められます。

■弾き
敵の攻撃を弾いて、体勢を維持する力動ゲージを大きく削ることができます。遠距離攻撃にも有効で、向かってくる矢などを弾き返せます。


■魂吸収
武蔵が手にした「鬼の篭手」は倒した敵から放出される魂を吸収でき、魂の種類に応じた効果を得られます。「黄魂」は体力の回復、「青魂」は必殺技に必要な鬼力ゲージの回復、「赤魂」は基本能力、特殊能力、アイテム等の強化時に使用します。
魂の吸収中は移動可能ですが無防備となるため、戦況を見極めて吸収するといった駆け引きが必要です。

■一閃
刹那の隙を捉えた反撃の一太刀。攻撃を受ける直前にボタン入力が必要で難度は高いものの、大ダメージを与え、多くの魂を放出させることができます。

■刀以外を使った気になるアクションも
3rdトレイラーでは、両刃の剣による回転攻撃を確認でき、「通常の剣戟とは異なる攻撃範囲に長けた必殺技のようだ」と紹介されています。この他にも、爽快な剣戟を楽しめる多彩なアクションが存在しているとのことです。


『鬼武者 Way of the Sword』はPS5/Xbox Series X|S/Steam向けに2026年発売予定。価格は未定です。