人生にゲームをプラスするメディア

HD-2D初のアクションRPG『冒険家エリオットの千年物語』は、令和に楽しめる“遊ぶ手が止まらない、あの頃”のゲームだ! 体験版で早くもハマりそう【プレイレポ】

『冒険家エリオットの千年物語』は、熱中してゲームを遊んでいた「あの頃」を思いださせてくれる手触りがありました。

ゲーム プレイレポート
HD-2D初のアクションRPG『冒険家エリオットの千年物語』は、令和に楽しめる“遊ぶ手が止まらない、あの頃”のゲームだ! 体験版で早くもハマりそう【プレイレポ】
  • HD-2D初のアクションRPG『冒険家エリオットの千年物語』は、令和に楽しめる“遊ぶ手が止まらない、あの頃”のゲームだ! 体験版で早くもハマりそう【プレイレポ】
  • HD-2D初のアクションRPG『冒険家エリオットの千年物語』は、令和に楽しめる“遊ぶ手が止まらない、あの頃”のゲームだ! 体験版で早くもハマりそう【プレイレポ】
  • HD-2D初のアクションRPG『冒険家エリオットの千年物語』は、令和に楽しめる“遊ぶ手が止まらない、あの頃”のゲームだ! 体験版で早くもハマりそう【プレイレポ】
  • HD-2D初のアクションRPG『冒険家エリオットの千年物語』は、令和に楽しめる“遊ぶ手が止まらない、あの頃”のゲームだ! 体験版で早くもハマりそう【プレイレポ】
  • HD-2D初のアクションRPG『冒険家エリオットの千年物語』は、令和に楽しめる“遊ぶ手が止まらない、あの頃”のゲームだ! 体験版で早くもハマりそう【プレイレポ】
  • HD-2D初のアクションRPG『冒険家エリオットの千年物語』は、令和に楽しめる“遊ぶ手が止まらない、あの頃”のゲームだ! 体験版で早くもハマりそう【プレイレポ】
  • HD-2D初のアクションRPG『冒険家エリオットの千年物語』は、令和に楽しめる“遊ぶ手が止まらない、あの頃”のゲームだ! 体験版で早くもハマりそう【プレイレポ】
  • HD-2D初のアクションRPG『冒険家エリオットの千年物語』は、令和に楽しめる“遊ぶ手が止まらない、あの頃”のゲームだ! 体験版で早くもハマりそう【プレイレポ】

2018年にスイッチ版が発売された『オクトパストラベラー』は、群像劇による多角的に世界を描いた物語や、戦略性の高いコマンドバトルに加え、ドット絵と3DCGを融合させた描画手法「HD-2D」で、多くのユーザーを驚かせて虜としました。

HD-2Dは、懐かしくも新しい表現として高く評価され、『オクトパストラベラー』シリーズのみならず他の作品にも広がりを見せています。そして、2025年7月末に行われた「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ 2025.7.31」にて、HD-2Dを用いた新たなタイトル『冒険家エリオットの千年物語』が発表され、早くも話題となりました。

2Dと3Dを取り入れた描写は本作でも魅力的ですが、話題となったのはビジュアルだけではありません。これまでのHD-2D作品は、『トライアングルストラテジー』がシミュレーションRPGでしたが、そのほかはRPGが主体。前者も含め、じっくりと考えて戦うゲームがほとんどでした。

しかし、先日お披露目された『冒険家エリオットの千年物語』はアクションRPGです。HD-2D作品で初となるジャンルに挑戦する形となり、HD-2Dの新たな可能性を広げる作品としても注目を集めました。

これまでにない切り口で挑む『冒険家エリオットの千年物語』は、どのような魅力に満ちているのか。発売は2026年とまだ先の話になりますが、要素の一部を味わえる体験版『冒険家エリオットの千年物語 Debut Demo』がいち早く登場したため、早速プレイに臨みました。

なお、今回のプレイレポートは『冒険家エリオットの千年物語 Debut Demo』の内容となるため、製品版とは異なる可能性もあります。

■バトルはシンプル、だけど単純じゃない!

タイトルからも分かる通り、本作の主人公は冒険家の「エリオット」です。また、相棒となる妖精の「フェイ」がそばにおり、この2人が千年にもおよぶ時空を超える旅へと出かけます。

ただし、今回の体験版では時空を超える旅までは収録されておらず、遊べる範囲は目的となるダンジョンをクリアするまで。『Debut Demo』なので、内容は比較的シンプルです。

シンプルといえば、バトル面の操作方法も分かりやすく、ストレートな作りになっています。戦闘中に使う主な操作は、2種類の武器(それぞれボタンに割り振り)による攻撃、移動にジャンプ、ガード、そしてフェイの能力程度です。

2Dアクションの中には、連打ではなくジャストなタイミングで攻撃を繰り出すと強力なコンボが発動したり、フレーム単位で回避するようなタイトルもありますが、『冒険家エリオットの千年物語』は攻撃方法もシンプルで、各武器ごとの通常攻撃とボタン長押しによるため攻撃、この2つを使い分けるのが中心になります。

この説明だけ聞くと、底が浅いように感じるかもしれません。しかし、少なくとも体験版を遊んだ範囲で、アクションに飽きたことは一度もなく、むしろ奥深さの片鱗を味わったほどです。

■通常と溜め×武器種×2つ目の武器の組み合わせで、広がる立ち回り

武器ひとつに絞っても、通常攻撃とため攻撃の使い分けで、戦いの幅がかなり広がります。体験版では、リーチは短いものの素早く振れる「剣」、遠距離から攻撃できるが矢を消費する「弓」、周囲をまとめて攻撃できる「鎖鎌」、ヒビの入った壁も壊せる「爆弾」の4つが使えます。

例えば剣の場合、攻撃速度は速いもののリーチの問題があり、間合いを見誤ると敵に届かずあえなく空振りすることも多々ありました。(空振り自体は筆者の腕の問題ですが)

しかし剣は、ため攻撃で衝撃波を飛ばすことができるため、ためる時間こそかかりますが遠めの敵にも攻撃が可能です。敵は、攻撃を食らったら反応して近寄る場合が多いので、「剣のため攻撃で不意打ち→近づいてきたら素早く連撃」という具合に、敵をうまく誘導して戦えます。

鎖鎌は、通常攻撃で自分の周囲を一度に攻撃できるため、雑魚に囲まれた時に対処しやすい武器です。ただし、剣ほど素早くないため、タイミングの見極めは重要。ため攻撃は鎖鎌を伸ばして攻撃するため、さらなるリーチが望める上に、攻撃を当てた敵を引き寄せる効果も持ちます。

引き寄せた後に鎖鎌で追撃もできますが、近距離なら剣の方が速いので、「鎖鎌のため攻撃→剣の斬撃」という組み合わせもアリ。むしろ隙が減るので、助かります。

また、剣の攻撃で敵がノックバックすると、そのままでは2撃目が届かなくなるため、「剣の斬撃→鎖鎌の攻撃」ですかさず追い打ちをかけるのも悪くありません。

通常とための2種類に加え、装備できる2つの武器の組み合わせが戦い方に広がりを持たせ、シンプルだが単純ではない奥深さを実現しています。こうした組み合わせの妙が、アクションを飽きることなく楽しませてくれました、

上級者向けには、成功すれば敵を気絶させたり攻撃を跳ね返す「ジャストガード」というシステムもあるので、活用すれば戦いが更に楽しくなることでしょう。ちなみに、少なくとも体験版の範囲では、「ジャストガード」を使わなくとも問題なくクリア可能。必須のテクニックではないので、ご安心ください。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 誰でも『ポケポケ』の「パック砂時計×24」がもらえる!「にじさんじ」大会企画の「あいことば」入力をお忘れなく

    誰でも『ポケポケ』の「パック砂時計×24」がもらえる!「にじさんじ」大会企画の「あいことば」入力をお忘れなく

  2. メスしか進化しない“激レア色違い”!? 「楽しい日々:占拠」重要ポイントまとめ【ポケモンGO 秋田局】

    メスしか進化しない“激レア色違い”!? 「楽しい日々:占拠」重要ポイントまとめ【ポケモンGO 秋田局】

  3. 名作をリマスターで楽しもう!『クライシスコア FFVII』2,728円、『マブラヴ』2,436円、『マブラヴ オルタネイティヴ』は3,136円に【eショップ・PS Storeのお勧めセール】

    名作をリマスターで楽しもう!『クライシスコア FFVII』2,728円、『マブラヴ』2,436円、『マブラヴ オルタネイティヴ』は3,136円に【eショップ・PS Storeのお勧めセール】

  4. 『モンハンワイルズ』2,178円、『桃鉄 昭和 平成 令和も定番!』3,278円、『Fit Boxing feat. 初音ミク』2,999円! ゲオ店舗&ストアのサマーセールは8月9日から

  5. 『ポケポケ』のホウオウとルギア、正式イラストに差し替え完了!イマーシブレア演出を携え、ついにその姿を現す

  6. 戦闘もシナリオも100点満点!生まれる前に発売された『サガ フロンティア』をプレイしたら“連携”の自由度にシビレた話

  7. 「スイッチ2 ポケモンレジェンズZ-A セット」はマイニンテンドーストアでの取り扱い予定なし―全国のゲーム店やECショップで販売へ

  8. 『空の軌跡 the 1st』は“JRPGのいいとこ取り”─アクションとコマンド制バトルの二刀流と進化極まる表現で、未経験者も沼りそう!

  9. 『スト6』春麗の水着の破壊力が凄まじい…との声続出「(刺激が)強すぎてもう技出せない」

  10. 『ポケカ』新構築済みデッキ「スターターセットMEGA メガゲンガーex/メガディアンシーex」9月5日発売!待望の超タイプ版「ワンダーパッチ」が熱い

アクセスランキングをもっと見る