「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の盛り上がりが記憶に新しいガンダムシリーズのビデオゲーム作品を種目として、これまで7回もの大会を開催してきたGGGP(ガンダムゲームグランプリ)のメディア向け発表会が開催。主催の創通やRAGEに携わるCyberZ、特別協賛のSANKYOといった関係各社の代表が登壇し、大会への想いや今後の展望などを語りました。
本稿では、その模様をレポート。後半ではお笑いトリオ・安田大サーカスのみなさんが登場して集まった報道陣を盛り上げてくれました。

GGGPの新たな挑戦に期待大
まずは、主催の株式会社創通 常務取締役およびGGGPエグゼクティブプロデューサー・田村烈氏の挨拶からスタート。田村氏はシリーズ45周年を迎え、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」や大阪関西万博のパビリオン出展などでさらなる盛り上がりを見せるガンダムシリーズに言及、eスポーツの分野でも新たな大会を発表できる運びになったと前置きしました。また、ガンダムシリーズは2029年にシリーズ50周年を迎えることから、eスポーツのジャンルはGGGPがしっかりファンのみなさんを引っ張っていけるように頑張りたいと語りました。


その後は、株式会社CyberZ執行役員の大友真吾氏が登場。今回はCyberZが携わっているRAGEとのコラボとなっており、そんなRAGEは今年で10周年を迎えるのだとか。RAGEではこれまで様々な大会やプロリーグを開催してきましたが、GGGPとコラボするにあたってこれまでチャレンジしてきた部分を還元したいと話しました。


続いて、特別協賛として関わる株式会社SANKYOの東郷裕二氏。「第7回目のGGGPがRAGEとコラボレーションして盛大に開催されることを嬉しく思う」と語ると、昨年の大会のような盛り上がりを期待していると今後の展望を述べました。


ZETA、CR、DFM、RCのストリーマーも参戦!
続いてGGGPの紹介へ。株式会社バンダイナムコエクスペリエンスの田宮幸春氏が会場へ現れると、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』のPVがスクリーンで上映されました。


2025年7月より稼働開始したばかりの『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』は、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』に端を発するシリーズの15周年作品で、ガンダムシリーズ48作品から240機以上のモビルスーツたちを操作できる2on2のチーム対戦アクションとしてゲームセンターを賑わせています。
そんな本作の対戦において、勝敗を決する要素はパートナーとの連携やチームワークという部分。これまでの大会でもシリーズ作品が種目として選出されており、毎回熱い戦いが繰り広げられると共に様々なドラマを生んできました。

種目となった作品の紹介後は、今年(2025年)30周年を迎えた「新機動戦記ガンダムW」の前半主役機・ウイングガンダムが描かれた「GGGP × RAGEコラボ大会」のキービジュアルを公開し、大会の概要とルールの説明が行われました。

今年のGGGPは、ベルサール秋葉原にて2025年11月2日と3日の2日間開催。OPEN部門とINVITATION部門に分かれています。OPEN部門は一般のユーザーが参加する大会となっており、11月1日に4つのゲームセンターで予選大会が開催。募集総数は128チーム512名で、予選大会を勝ち抜いた8チーム32名がOPEN部門本戦へと駒を進めることができます。


対戦形式は4対4の団体戦。両チームの先鋒同士、大将同士が対戦して先に2バトル勝利したチームがマッチ勝利という形。また、チーム編成はエントリーの締め切り時点から変更不可で、使用機体は変更可能なものの1マッチ中にチーム内での機体重複は認められず、必ず4名が別々の機体を使う必要があります。さらに、過去大会の上位入賞者は1チームに2名までという制限が科せられる部分も。すでに参加応募はスタートしていますので、その他の詳細は公式サイトをチェックしてください。
イベント特設サイト
INVITATION部門はeスポーツのストリーマーたちの大会となっており、Crazy Raccoon、DetonatioN FocusMe、REJECT、ZETA DIVISIONの4チームが参加します。参加するプレイヤーは順次公開とのこと。普段は他のゲームを主としている方々が『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』シリーズに挑戦し、練習の過程も含めて楽しめるようです。今後の情報に期待しましょう。
その他にも、ガンプラスペシャルコラボや賞金大会のキービジュアルコンセプトアイデア募集、解説者を募集するキャスタープロジェクトなどの周辺施策の告知も。


そして、2026年に行われる賞金制大会が発表。2024年に大きな盛り上がりを見せたGGGP 2024の規模を拡大した形となっており、開催日は8月22日で、場所は2024年の大会と同じく両国国技館です。賞金総額はついに1000万円の大台に達しました。


ルールはこれまで同様2on2で、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』稼働から半年強くらいのタイミングで予選が始まる形です。これまでのユーザーはもちろん、RAGEコラボ大会で興味を持った方も要チェックです。



「安田大サーカス」登場!抜群の連携で笑いを取る
GGGPの今後の展開を紹介し終えたところで、スペシャルゲストを迎えてのトークセッションへ。登場したのは芸人界の黒い三連星こと安田大サーカスのみなさん!

まずは、MCがお三方にガンダムシリーズは好きかと尋ねると、安田団長は周囲の友人たちも含めて世代であるとコメント。HIROさんは「機動戦士ガンダム」を視聴しており、ゲームセンターでもよく遊んでいて、クロちゃんさんは「Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン再来 99ver.」をよく打っているとのこと。
また、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』シリーズで重要になる“連携”に焦点を当てたHIROさんが好きなガンダムシリーズの台詞を当てる企画も実施。結果は全員バラバラとなってしまいましたが、互いの回答に茶々を入れつつ集まった報道陣の笑いを取る見事な連携を見せてくれました。



他には賞金総額1000万円になぞらえて、みなさんが今どういったものにお金を使いたいかという話題もありました。安田団長は自分の自転車のパーツ、HIROさんは梅を植えるための山、クロちゃんさんは一度フラれた相手へ再度告白するための指輪だそうで、それぞれの趣味嗜好がわかる結果に。



最後には、賞金を目指して大会に参加しようと考えている方たちへのメッセージを安田大サーカスのみなさんが話す場面も。しかし、クロちゃんさんがメッセージを語り始めたところでお馴染みの「ドンドンドン!」からの紙吹雪を舞わせるネタを見せて本イベントは終了となりました。

再び開催の決まったGGGP。今回の種目も『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』シリーズ最新作ということで、ゲームセンターを大いに盛り上げてくれることでしょう。また、RAGEとのコラボやCrazy Raccoon、DetonatioN FocusMe、REJECT、ZETA DIVISIONのストリーマーによる大会も見逃せません。ぜひ今後の展開に期待しましょう!
©創通・サンライズ