人生にゲームをプラスするメディア

ボーステック版復活!『銀河英雄伝説Ultimate Collection』発表―いち提督として派閥や人間関係味方につけ勝利目指す『IV』も収録

ついにボーステック版復刻!

ゲーム Nintendo Switch
ボーステック版復活!『銀河英雄伝説Ultimate Collection』発表―いち提督として派閥や人間関係味方につけ勝利目指す『IV』も収録
  • ボーステック版復活!『銀河英雄伝説Ultimate Collection』発表―いち提督として派閥や人間関係味方につけ勝利目指す『IV』も収録
  • ボーステック版復活!『銀河英雄伝説Ultimate Collection』発表―いち提督として派閥や人間関係味方につけ勝利目指す『IV』も収録
『銀河英雄伝説』

D4エンタープライズは、かつての戦略SLGのコレクション復刻タイトル『銀河英雄伝説Ultimate Collection』を発表、予約を開始しました。

同コレクションは、田中芳樹氏が手掛け、アニメ化や漫画化、それらのリメイクなども行われた政治や戦略を中心としたSF小説「銀河英雄伝説」シリーズのビデオゲームの復刻です。さらに、今回発売されるものは、そのなかでもかつて1980年代末から2000年代にかけ多数のタイトルがリリースされた、ボーステックによる一連の作品群をフィーチャーしたものとされています。

ボーステック版『銀河英雄伝説』シリーズについては、基本的にはヤンないしラインハルトを中心とした戦略・戦術SLGとして展開しています。特に評価の高い『銀河英雄伝説IV』は、作中のいち提督を選び、自身が所属する勢力内でうまく立ち回りながら勝利を目指す内容となっており、比較的高い自由度も特徴です。

記事執筆時点、初報時点で収録が明かされているタイトルは下記の通り。

  • 『銀河英雄伝説』(1989年)PC-9801版 / PC-8801版 / X68000版 / MSX2版

    ターン制SFシミュレーションゲーム。プレイヤーは帝国軍のラインハルトとなり、自由惑星同盟軍と戦います。収録シナリオは原作でもおなじみの「ヴァンフリートの戦い」「ティアマト星系の戦い」「アスターテ星域の戦い」「アムリッツアの戦い」「イゼルローン要塞の奪還」の5つです。ゲームはターン制を採用しており、位置取りなどが非常に重要になります。宇宙戦艦、高速戦艦、攻撃空母、巡航艦、駆逐艦、補給艦、揚陸艦を駆使して同盟軍との戦いを勝ち抜いてください。

  • 『銀河英雄伝説II』(1990年)PC-9801版 / PC-8801版 / X68000版 / MSX2版

    前作の続編となるターン制SFシミュレーションゲーム。プレイヤーは帝国軍か自由惑星同盟軍かを選択して敵対勢力と戦うことができるようになりました。シナリオは「神々の黄昏作戦」「ランテマリオの会戦」「ライガールの戦い」「エリューセラの戦い」「バーミリオン会戦」の5つとなっており、前作の続きという形になっています。新たに連続して楽しめるキャンペーンモードも搭載しています。また今作から提督の顔表示もされるようになり、感情移入もしやすくなっています。

  • 『銀河英雄伝説III』(1993年)PC-9801版 / X68000版

    シリーズ第三弾となるターン制SFシミュレーションゲーム。プレイヤーは帝国軍か自由惑星同盟軍かを選択して敵対勢力と戦います。前作までは局地戦が体験できるシナリオ制でしたが、今回からは星系マップが表示され、銀河全体がゲームの舞台となります。また今回からは各星系の支持率が設定された他、参謀の任命、税率の設定といった新要素も追加されたことで、より大きな戦略が楽しめるようになりました。

  • 『銀河英雄伝説IV』(1994年)PC-9801版

    シリーズ第四弾となるターン制SFシミュレーションゲーム。プレイヤーは帝国軍か自由惑星同盟軍のイチ提督となり、敵対勢力と戦います。前作の星系マップをベースとした戦術はもちろん、今回は任意の提督の立場でゲームを進めることができます。選んだ人物の能力や地位によってできることや提案できることが変化するため、銀英伝の世界における立身出世が楽しめるタイトルとして知られています。

  • 『銀河英雄伝説V』(1998年)Windows版

    シリーズ第五弾となるターン制SFシミュレーションゲーム。プレイヤーは帝国軍か自由惑星同盟軍かを選択して敵対勢力と戦います。前作のような星系マップではなく、どちらかというと初代や「II」に近いシナリオクリア型のゲームシステムを採用。ただし勝利条件によってシナリオ分岐が発生し、原作と異なる展開も可能になっているため、銀英伝におけるIFを楽しむこともできます。人物のグラフィックスがセピア色になっている点も本作の特徴のひとつ。

『銀河英雄伝説IV』の拡張版でクーデターや亡命寝返りの要素などを取り入れた『銀河英雄伝説IV EX』や、それらのWindows版ほか、『銀河英雄伝説VI』以降のタイトルも記載されていませんが、予約ページでは「多機種展開、数々の続編、様々なパワーアップキットをリリースしてきた本シリーズ……。さらなる収録タイトルについては続報をお待ちください!」とされているため続報を待ちましょう。

いずれにしても、ProjectEGGにおいても初期のみに配信され、その後は「諸般の事情」のため完全に絶版になってしまっていたタイトル群の復活にはうれしいファンも多いところでしょう。なお、『銀河英雄伝説IV』『銀河英雄伝説IV EX』の内容は、過去の特集記事で詳しく紹介しているのであわせてご覧ください。



銀河英雄伝説Ultimate Collection』は2026年内発売予定。公式サイトにて19,800円で予約受付中です。

《Arkblade》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム アクセスランキング

  1. 伝説の誤植「インド人を右に」はどうして生まれたのか?あるVTuberの再現投稿が「これは読み間違えるのも納得」と話題に

    伝説の誤植「インド人を右に」はどうして生まれたのか?あるVTuberの再現投稿が「これは読み間違えるのも納得」と話題に

  2. 『崩壊:スターレイル』オンパロスは実在した…?NASAが「無限大の形をした銀河」を発見、スタレ公式も反応し話題

    『崩壊:スターレイル』オンパロスは実在した…?NASAが「無限大の形をした銀河」を発見、スタレ公式も反応し話題

  3. 『原神』Ver.5.8で「イネファ」が実装決定!初のナド・クライ出身キャラ、新しい元素反応「月感電反応」にも注目

    『原神』Ver.5.8で「イネファ」が実装決定!初のナド・クライ出身キャラ、新しい元素反応「月感電反応」にも注目

  4. 普段国内で出現しない“激レア地域限定色違い”を狙え!「サマーコンサート」重要ポイントまとめ【ポケモンGO 秋田局】

  5. 『原神』ナド・クライのキャラクターたちがお披露目!巫女らしき恰好の「ラウマ」、イネファの設計者「アイノ」

  6. 今回はスイッチ2も対象!任天堂ナゾの新サービス「Nintendo Switch Online: Playtest Program」が再び開催

  7. 『ポケポケ』7月30日に「トレード機能」が改修!廃止されたトレードメダルは「パック砂時計」とも交換可能に

  8. 「ゼルダの伝説」実写映画のキャスト解禁!ゼルダ役、リンク役が明らかに

  9. スイッチ2版『ゼルダの伝説 TotK』もセール入り!『ドラゴンボール Sparking! ZERO』や『Fate/Samurai Remnant』が2,499円など、ゲオ オンラインのゲームセールが更新

  10. もう入手した?『ポケポケ』パック砂時計が12個もらえるイベントがTwitchで開催中

アクセスランキングをもっと見る