
マイクロソフトは海外メディアThe Vergeに対し、ゲーム部門の責任者でもあるフィル・スペンサー氏は「すぐに退任しない」とのコメントを発表しました。海外のリーカーからの噂を否定したかたちとなります。
マイクロソフトが9,000人規模のレイオフを実施―さまざまな影響も

以前より大規模な人員削減計画が報じられていたマイクロソフトでは、7月2日ごろからレイオフを実施したと複数のメディアで報じられていました。レイオフの影響を受けるのは、全従業員22万8000人のうち最大で9,000人(およそ4%)になるとされています。
また、『キャンディークラッシュ』を手がけるKingやZenimaxといったスタジオだけでなく、レア社開発のIP『EVERWILD』も開発中止に追い込まれるなど、大きな衝撃を与えています。
リーカーによる「フィル・スペンサー退任の噂」を否定

そんななか、SNS上では「フィル・スペンサー氏が退任する」という噂が注目を集めていました。
噂の発端となったのは『コール オブ デューティ』シリーズのリーク情報を発信するユーザーで、フィル・スペンサー氏は次世代Xboxのローンチ後にゲーム部門を退任し、後任のCEOはサラ・ボンド氏が務める、と自身のX(旧Twitter)にて投稿しています。
この件に対し、マイクロソフトは海外メディアThe Vergeに声明を発表。Xboxの広報責任者Kari Perez氏は「フィルはすぐには退任しません」とコメントし、囁かれる噂を否定しました。
さらに、リーカーはThe Vergeの記事を引用するかたちで反応。「マイクロソフトはフィル氏がすぐには引退しないと発表しましたが、ここから誰を信じるかはあなた次第です。私は信頼できる情報筋から聞いたことを掲載しているだけで、結果的に間違っていたとしても気にしません」と投稿しています。