いよいよ6月5日に発売を控えたニンテンドースイッチ2(以下、スイッチ2)。同日には、コマンド入力をシンプルに操作できるモダンタイプの追加や、今までのシリーズに無いドライブゲージを使った爽快なバトルシステムで人気を博す『ストリートファイター6(以下、スト6)』がスイッチ2版として発売されます。
スイッチ2版『スト6』では、シングルプレイで楽しめるストーリーモード「ワールドツアー」やオンラインで対戦できる「バトルハブ」といった従来のモードはもちろん、Joy-Con 2を使用する専用モードとして「ジャイロバトル」や「カロリーコンテスト」が搭載されています。
今回筆者は、そんなスイッチ2版『スト6』の先行体験会に参加。本稿では、「ジャイロバトル」と「カロリーコンテスト」のプレイを通して、Joy-Con 2を使ったジャイロ操作やローカル通信でプレイする新モードの魅力をお伝えします。
◆初心者でも楽しめる新モード「ジャイロバトル」
先行体験会では、はじめにJoy-Con 2のジャイロ操作を使用して対決する「ジャイロバトル」をプレイ。スイッチ2にて追加される新モードは、どちらもパーティーモードと呼ばれていますが、それでも負けてしまってはつまらないということで真剣勝負で対決してきました…!

操作方法は、Joy-Con 2を左右に傾けると「移動」、振ると「攻撃」、回転すると「スーパーアーツ」が入力されます。本作の特徴でもあるドライブゲージを使ったバトルシステムも使用可能で、「ドライブインパクト」がX/Y/A/Bなどの4ボタンのどれか、「ドライブパリィ」がSL/SRボタンで繰り出すことができます。
「攻撃」はAIが自動で技を選択する仕様になっており、相手の距離や状態に応じて攻撃方法がランダムに変わります。
例えばドライブパリィを使っている相手には通常投げ、相手との間合いが遠いと波動拳などが入力され、その場の状況に適した行動を選択してくれるということです。

「移動」もランダム入力で、前ステップを連続で繰り出すこともあれば、ジャンプをしながら間合いを詰めることもありました。

また、相手の攻撃をガードするときも「移動」を使わなければいけませんが、ガードは「ドライブパリィ」でも代用可能。さらに「ドライブパリィ」は、ワンボタンで入力することができるので、咄嗟にガードをしたい状況などでも便利です。

ジャイロ機能を使ったシンプルなモードですが、攻撃を積極的に振ってくる相手にはドライブインパクトを合わせるなど、『スト6』ならではの本格的な戦いも楽しめます。

コントローラーを使った精密な操作が苦手なプレイヤーでも手軽に本作の魅力を体験できるので、『スト6』を始めたいと思っている人にもオススメなモード。感覚的に操作できるので、コマンドを知らなくても格闘ゲームの楽しさを十分に味わえました。
◆脂肪が気になるあなたに。「カロリーコンテスト」でJoy-Con 2を振りまくれ!
続いてプレイしたのは「カロリーコンテスト」。このモードは、その名の通り消費カロリーを競うモードで、Joy-Con 2をとにかく振りまくったプレイヤーが勝利します。

このモードでは、体力ではなく消費カロリー量に応じたカロリーゲージが画面上部に表示され、攻撃を与えると相手のカロリーを削ることができます。
操作方法は、「ジャイロバトル」の操作に「ジャストパリィ」を抜いた、よりシンプルなものになっていて、こちらの方がカジュアルに戦うことができる印象を受けました。

時間が進むと消費カロリーとSAゲージがさらに増加するクランチタイムに突入。スーパーアーツ中でも、カロリーは貯まるのでプレイ中はとにかく無我夢中でJoy-Con 2を振り続けました。
2、3戦もすると体は汗だくになり、本当にダイエットになるのでは?と思うほど。たるんだ腕が気になる人にはもってこいのモードかもしれません。



「ジャイロバトル」と「カロリーコンテスト」を実際にプレイしてみて、『スト6』の対戦の面白さを堪能できました。ジャイロ操作を使用することでパーティーモードの盛り上がりもありつつ、白熱する勝負も体験できる、まさにスイッチ2でプレイしてみて欲しいモードです。
スイッチ2版『ストリートファイター6』は、6月5日よりニンテンドースイッチ2と同時リリース予定なので、本記事を見て気になった方は購入してみてはいかがでしょうか。
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