『The Elder Scrolls』や『Fallout』シリーズを手掛けるBethesda Game Studiosは4月23日、新作『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』を発表すると同時に配信を開始しました。




2006年発売の名作がリマスターされ現代に蘇る
本作のオリジナル版は、シリーズ4作目『The Elder Scrolls IV: Oblivion(The Elder Scrolls IV:オブリビオン)』として、PC/Xbox 360を対象に2006年に海外向けに発売。翌年にはPS3版が加わりXbox 360版と共に日本国内向けにも販売が開始されました。
舞台となるのは、ファンタジー世界の大陸であるタムリエルの中心地シロディール。プレイヤーは種族や外見などを任意に設定したキャラクターを操作し、広大なオープンワールド上で豊富に用意されているクエストや、主目的として異世界のオブリビオンから襲来する脅威に立ち向かう冒険を楽しむことができます。
Unreal Engine 5によりビジュアルとパフォーマンスを大きく強化
ゲームの中核となる部分はそのままに、広範に渡りアップグレードを行ったとされるリマスター版の本作では、開発エンジンにUnreal Engine 5を採用。キャラクター、武器、家具、自然など、あらゆるオブジェクトのモデルや風景がより詳細になったほか、進化したライティングによるリアルな大気の表現、リップシンクの改善が実現する等、ビジュアルとパフォーマンスが大きく強化されています。

「ダッシュ」が追加
現代のRPGを基準に、キャラクターの動作に新たに「ダッシュ」を追加。また、キャラクターのモデルと動き、戦闘アニメーション等は完全に一から作り直されたほか、戦闘の効果音や視覚表現、敵のリアクションなどもより魅力的になるよう開発が行われたそうです。
三人称視点時のプレイフィールも強化
三人称視点時には照準が追加されるなど、ベセスダの2023年のSF RPG『Starfield』のプレイアビリティ水準となっているとのこと。
レベリングシステム再デザイン&セリフを新録
後年に発売されたシリーズ続編である『スカイリム』と本作の良いところ取りをする形でレベリングシステムを再構築。また、ユーザーインターフェイスも現代基準に刷新されたほか、一部の種族で共有だったボイスが本作では個別となるようセリフの新録も行われたそうです。
追加ストーリーDLCも収録
Standard Edition収録内容:
・ゲーム本編(デジタル)
・拡張ストーリー: 「Shivering Isles」、「Knights of the Nine」
・追加ダウンロードコンテンツ: 「Fighter's Stronghold」、「Spell Tome Treasures」、「Vile Lair」、「Mehrune's Razor」、「The Thieves Den」、「Wizard's Tower」、「Orrery」、「Horse Pack Armor」
Deluxe Edition収録内容:
・Standard Editionの全て
・追加ダウンロードコンテンツ: 「メエルーンズ・デイゴンの鎧セット&武器」、「アカトシュの鎧セット&武器」、「デジタルアートブック & サウンドトラックアプリ」
帝都下水道から出る感動の瞬間を再び味わえる『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』は、PC(Microsoft Store/Steam)/PS5/XSX|Sで既に配信中。Microsoft StoreではGame Passにも対応しています。
¥1,318
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