
任天堂が6月5日に発売を予定している「ニンテンドースイッチ2」向けソフト『Nintendo Switch 2 のひみつ展』は、本体の機能が学べるいわば技術デモ的な内容の作品です。プレインストールでも良いのではないかという見方がある中、米任天堂の社長が本作を990円で有料配信する理由を語っています。
プレインストールではない?有料の理由
このニュースは、海外メディアIGNの取材に応じたNintendo of Americaが答えたもの。プロダクト&プレイヤーエクスペリエンス担当バイスプレジデントのビル・トリネン氏が答えています。
『Nintendo Switch 2 のひみつ展』は、ニンテンドースイッチ2の機能を学べるローンチタイトルのひとつです。4Kやカメラ、Joy-Con 2などスイッチ2の機能に関する解説を読んだり、実際に簡単なミニゲームで体験したりと、博物館のように本体について学ぶことができます。本体と同日に990円で配信されます。

内容も気になりますが、海外ゲーマーを中心に議論となっているのは「なぜ有料販売なのか?」というポイントです。PS5には3Dプラットフォーマー『ASTRO's PLAYROOM』がプレインストールされていたほか、ニンテンドー3DSにも『ARゲームズ』や『顔シューティング』といったプレインストール作品があったため、有料であることや価格に不満を感じる人もいるようです。
これについて、トリネン氏は本作が法外(exorbitant)な価格ではないと回答。チームが注いだ努力と製品から得られる価値を考慮すると、値段に見合うものがあると述べています。
スイッチ2に関する価格はさまざまな議論が起こっており、公式配信でもコメントが荒れる事態を招いていました。また、トランプ大統領が発動した相互関税により米国における抽選予約の延期が行われており、価格の変動が起こる可能性があります。
¥3,190
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