人生にゲームをプラスするメディア

『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』“もはやリマスターではない”問題─「バトルは『アバドン王』」「変更・追加が多すぎ」で嬉しい悲鳴

まるでリメイクかと思うほど、多数の要素が加わっている『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』。その特徴から注力の背景まで、幅広く迫ります。

ゲーム 特集
『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』“もはやリマスターではない”問題─「バトルは『アバドン王』」「変更・追加が多すぎ」で嬉しい悲鳴
  • 『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』“もはやリマスターではない”問題─「バトルは『アバドン王』」「変更・追加が多すぎ」で嬉しい悲鳴
  • 『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』“もはやリマスターではない”問題─「バトルは『アバドン王』」「変更・追加が多すぎ」で嬉しい悲鳴
  • 『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』“もはやリマスターではない”問題─「バトルは『アバドン王』」「変更・追加が多すぎ」で嬉しい悲鳴
  • 『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』“もはやリマスターではない”問題─「バトルは『アバドン王』」「変更・追加が多すぎ」で嬉しい悲鳴
  • 『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』“もはやリマスターではない”問題─「バトルは『アバドン王』」「変更・追加が多すぎ」で嬉しい悲鳴
  • 『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』“もはやリマスターではない”問題─「バトルは『アバドン王』」「変更・追加が多すぎ」で嬉しい悲鳴
  • 『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』“もはやリマスターではない”問題─「バトルは『アバドン王』」「変更・追加が多すぎ」で嬉しい悲鳴
  • 『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』“もはやリマスターではない”問題─「バトルは『アバドン王』」「変更・追加が多すぎ」で嬉しい悲鳴

往年の名作ゲームを現代に蘇らせる手法は、「リメイク」「リマスター」「移植」などいくつかに分かれます。しかし、それぞれのカテゴリーを明確に線引きする厳密な定義はなく、メーカー側が自ら定めた形で呼ばれることがほとんどです。

オリジナル版にほぼ忠実な「移植」は分かりやすい方ですが、「リメイク」と「リマスター」の違いは、個々人でも意見が分かれるところ。強いていえば、作り直しが多ければ「リメイク」、グラフィックのHD化といった調整の範囲に留まるものは「リマスター」と呼ばれる傾向にあります。

しかし、「リメイク」と「リマスター」の境界線を危うくするほど、力の入ったリマスター作品が時折現れます。先日発表された『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』も、そのひとつに入るであろう作品です。

■ファン待望!バトルシステムは『アバドン王』ベース

『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』は、2006年に発売されたps2ソフト『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』をHDリマスター化し、ニンテンドースイッチ/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Steam向けに展開する作品です。

主人公であるライドウは、悪魔にまつわる事件の捜査を行いながら、召喚した仲魔と共にアクションバトルへ挑みます。この基本的な構造はリマスター版でも変わりませんが、まずバトルシステムに大きな変化が加わりました。

オリジナルのPS2版は、世界観やシナリオ、登場人物など様々な魅力を備えていましたが、一方でバトルシステムは操作性が悪く、アクションなのに爽快感も薄いといった問題も抱えていたのです。そのため、続編の『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』では、アクション面が大きく改善されました。

こうした経緯もあり、ファンの一部から「『アバドン王』のバトルで『超力兵団』を遊びたい」といった要望も当時上がっていましたが、その願いは叶えられずじまいでした……これまでは。

今回発表された『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』のバトルシステムは、『アバドン王』をベースとし、さらに遊びやすく改良を加えたものとなります。あの時ファンが夢見た願いが、本作で現実のものとなったのです。

さらに、敵の弱点を突く特技をライドウが習得できるようになったため、仲魔との連携の幅が広がり、戦略性もより豊かになりました。

また、悪魔も新たに50体以上追加され、120体以上の悪魔が登場します。『アバドン王』や『真・女神転生V』で活躍した悪魔などの追加も予定されており、こちらも目が離せない要素です。

グラフィックのブラッシュアップはもちろん、ファンの期待に応えるバトルシステム、登場悪魔もボリュームアップと、これだけでもリマスターとは思えないほどの豪華な『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』。しかし、リマスターで生まれ変わる本作の改善点はまだまだ尽きません。




《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 「スイッチ2」マイニンテンドーストアの抽選が「招待販売」に変更―応募には“3つの条件”を用意、優先項目も設けられる

    「スイッチ2」マイニンテンドーストアの抽選が「招待販売」に変更―応募には“3つの条件”を用意、優先項目も設けられる

  2. Amazonで「スイッチ2 ポケモンレジェンズZ-A セット」抽選開始!誰でも応募可能な“招待販売形式”で受付中

    Amazonで「スイッチ2 ポケモンレジェンズZ-A セット」抽選開始!誰でも応募可能な“招待販売形式”で受付中

  3. この声は赤見かるび!?ストリーマーやVTuberの新作TCG『Xross Stars』第2弾拡張パック「イクシード・ランページ」今冬発売

    この声は赤見かるび!?ストリーマーやVTuberの新作TCG『Xross Stars』第2弾拡張パック「イクシード・ランページ」今冬発売

  4. スタイリッシュなガンナーお姉さん!『鳴潮』新キャラ「ガルブレーナ」がいよいよ実装―業火まで操る“デビルハンター”

  5. 『勝利の女神:NIKKE』「逆バニー」の過激すぎる射撃姿勢! チラ見せにガン見せ、“恥じらい”もまとめてお届け!2025年のバニーガールをフォトレポ

  6. 『遊戯王OCG』完全受注パック「LIMITED PACK -STAMP EDITION-」9月2日12時予約開始!“文字付き”のイラスト違いカード全48種を収録

  7. 『アズレン』の8周年は“縛られたくノ一衣装”で攻める…!重桜UR艦船ら6人に、ケッコン着せ替えまで盛りだくさん【生放送まとめ】

  8. HD-2D版『ドラクエI&II』進化がわかる新旧・比較映像が公開!ラダトーム、ローレシアはファミコン版からここまで変わった

  9. スイッチ2『ポケモンレジェンズZ-A』同梱版がポケセンオンラインで抽選販売!早期購入特典も素敵

  10. 『エルデンリング ナイトレイン』に新たな高難易度モード「深き夜」9月11日追加決定!幾度となく夜を渡ってきたプレイヤー向け

アクセスランキングをもっと見る