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『ゴースト・オブ・ツシマ』アニメ化発表に、一部のファンが“戦々恐々”─シリーズ構成・虚淵玄の筆力に震える

『Ghost of Tsushima: Legends/冥人奇譚』アニメ化に驚きの反応が飛び交う中、“戦々恐々”とする一部の声も。その要因は、「シリーズ構成・虚淵」にあり。

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『ゴースト・オブ・ツシマ』アニメ化発表に、一部のファンが“戦々恐々”─シリーズ構成・虚淵玄の筆力に震える
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■絶望に魅了される、虚淵玄の確かな実力

ただ人が死ぬだけ、想いが届かぬだけでは、少なくともその物語に惹かれることはないでしょう。それぞれの死に重みと無念があり、届かぬ思いに失われた未来を見ることで、受け手の心は千切れ、揺さぶられ、打ちのめされます。

その衝撃を幾度も、そして様々な形で生み出してきた虚淵さんの手腕に魅力を感じてきた人々が、「今回のアニメでも、新たな絶望を目の当たりにするのでは」といった“戦々恐々”の声を上げているのです。

無論、虚淵作品の全てが絶望一色に染め上げられているわけではありません。過酷な道のりの果てに小さな未来を掴んだり、ひとすじの希望が与えられるケースもあり、作品によって当然結びも変わります。とはいえ、希望を輝かせるためにより強い絶望に覆われることもあるため、油断できないのもまた事実です。

そんな虚淵さんが、アニメ『Ghost of Tsushima』のシリーズ構成を担当するとなれば、“戦々恐々”とする人がいるのも無理のない話でしょう。忘れがたい絶望を高いエンターテイメント性に昇華する虚淵さんが、このアニメでどんな手腕を発揮してくれるのか。 縮み上がりながら、アニメの続報を待ちましょう。

■『冥人奇譚』のアニメ化は、過酷な戦いを描くのか!?

“戦々恐々”とする要因の多くは虚淵さんに由来しますが、それだけではありません。今回のアニメ化の切り口にも、一抹の恐ろしさが感じられます。

冒頭でも述べた通り、アニメ化するのは『Ghost of Tsushima』の本編ではなく、夢幻の世界を舞台にした協力型マルチプレイモード『Ghost of Tsushima: Legends/冥人奇譚』です。

『冥人奇譚』は協力型という性質から、ゲーム性のメインは激しい戦闘が中心になります。もちろんストーリーはあるため、それがアニメ版の軸になるかと思いますが、おそらく戦いそのものにも焦点が当たることでしょう。

『Ghost of Tsushima』本編の戦いも過酷で、主人公の仁は侍としての誉を捨て、奇襲に侵入、暗殺といった侍らしからぬ手段に手を染めるしかありません。その葛藤は物語の全編にわたって描かれており、厳しい現実と絶望に立ち向かう仁の姿がプレイヤーの心に刻まれました。

本編では誉を捨ててまで戦いましたが、戦いが中心となる『冥人奇譚』でも過酷な戦いが待ち受けている可能性は高いでしょう。その場合、やはり誉は失われてしまうのか……アニメでも、誉の危機はまったなし!?



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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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