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「PSVR2」を自腹で買って1年2ヶ月……プレイ感や不満、足りない点を忖度抜きで語る! 現状を変える“2つのポイント”にも注目

PSVR2と1年以上付き合ったひとりのユーザーとして、機器としての魅力やプレイの実感、不満点などに迫ります。

ゲーム 特集
「PSVR2」を自腹で買って1年2ヶ月……プレイ感や不満、足りない点を忖度抜きで語る! 現状を変える“2つのポイント”にも注目
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■では「PSVR2」はお勧めなのか?

PSVR2の感触は全般的に良好で、ひとまず性能面で大きな不満はありません。ですが、「なので、買うべし」と押せるかと言えば、正直悩ましいところです。

PSVR2はいくつかの問題も抱えており、その多くは性能とは関係ない部分に及んでいます。まず、価格が高い印象はどうしても拭えません。性能を踏まえれば納得の行く面もありますが、74,980円(税込)は気軽に出せる値段ではないでしょう。

筆者は仕事で使うこともあって購入に踏み切りましたが、完全にプライベートのみの使用だとしたら、もう少し安く手に入るまで様子見していた可能性もあります。すでにPS5を持っていたとしても、74,980円はかなりの高額。機種にもよりますがスマホも買い替えできそうな額なので、VR体験だけにつぎ込むにはかなり強い意志が不可欠です。

また、価格面の問題がなかったとしても、専売ソフトの少なさ、魅力的なラインナップの弱さが気になります。ソフトの数自体は結構な本数がPS Storeに並んでいますが、PCのVR機器で遊べるものも多く、PSVR2ならではの厚みという意味では物足りなさを覚えます。

金額も大きなネックですが、ゲーム機器の購入で最も大事なのは、「このゲームを遊びたい!」といった強い衝動が湧き上がること。『スーパーマリオブラザーズ』が衝撃的だったファミコン時代、『ドラクエ』『FF』『ゼルダの伝説』など名作ラッシュだったスーファミ時代など、キラーソフトの存在がゲーム機の普及を大きく後押しするのは昔も今も変わりません。

PSVRの頃は、代表的な作品として『サマーレッスン』がありました。そのゲーム内容自体は万人受けするものではありませんが、「魅力的な女性と2人きりでコミュニケーション」という体験は、VRならではの臨場感が加わることで、かつてない刺激と魅力を放っていました。この作品を目当てに、PSVRを購入した人も少なくありません。

また、空気感すら覚えるパイロットの疑似体験を味わえる『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』や、VRとホラーという相性の良さを成功例で示した『バイオハザード7 レジデント イービル』など、VR対応ソフトにも興味深い作品がいくつも登場しています。

こうした存在感のあるタイトルがPSVR2では欠けていると、個人的に強く感じます。他にも細かい理由はいくつもありますが、やはり「価格の高さ」と「ラインナップの弱さ」が、PSVR2の普及を阻む最も大きな問題でしょう。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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