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裁判控えた海外暴言系ストリーマー、逃亡計画を別のストリーマーにうっかり暴露され緊急逮捕―昨日の友は今日の敵かもしれないアングラストリーマー

「好きなことで生きていく。」ストリーマー達ですが、何でも許されるほど甘くないのはどんな職業でも同じです。

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Sean Gallup/Getty Images Europe/ゲッティイメージズ
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海外メディアRolling Stoneは、ストリーマーとして活動するアンドリュー・テイト氏がルーマニアにて逮捕されたと報道しています。その原因となったのは友人であるはずのストリーマーによる配信上での「暴露」でした。

友人ストリーマーが逃亡計画をうっかり暴露

アンドリュー・テイト氏は女性蔑視や過激な社会批判等の発言が目立つストリーマーとして活動しており、2022年12月にも組織的犯罪集団の結成、人身売買、性的暴行等の罪状で逮捕されていました。今回の逮捕もイギリス人女性4人から性的暴行の告発を受けた物です。

逮捕はイギリス司法当局からの逮捕、および引き渡し令状に基づきルーマニア警察により行われましたが、その決め手となったのがテイト氏と交友関係にあったストリーマー、アディン・ロス氏の配信上での発言だったといいます。司法当局が語るところによると「関係者の1人からテイトと関係のある配信者が配信プラットフォームKickでテイトの逃亡の意思について話していた。」とのことです。テイト氏はルーマニアでの裁判が控えており、裁判官から周辺地域より離れることが無いよう命じられていました。

問題の配信でロス氏は、テイト氏から連絡があったと切り出しその内容を朗読。「もうすぐルーマニアを離れるつもりで、おそらく二度と戻ってこない。」との一文が該当の部分と考えられます。これを受けテイト氏の広報担当者は「ルーマニアから逃亡するつもりだというあらゆる告発を我々は明確に否定する。」とし、ロス氏が「アンドリューから彼へのメッセージを誤解した」とRolling Stoneに述べたといいます。一方ロス氏の代理人はコメントの要請に応じなかったとのことです。

意図せずとも昨日の友が今日の敵になりうるアングラストリーマー界隈の一面

ロス氏も人種差別発言が目立ついわゆる暴言系の配信者で、2022年のテイト氏逮捕時にもその無実を主張するなど、長年テイト氏を擁護してきた人物でもありました。そんな盟友とも言えるはずの配信者をきっかけに大ごとへと発展してしまった今回の事件。「好きなことで生きていく。」を体現しているように見えるストリーマーですが、何でも許されるほど甘くないのはどんな職業でも同じと言えそうです。

《焦生肉》
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