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VTuberとのコラボはアリ?ナシ?『デレステ』星街すいせいコラボで議論白熱―異例のコラボにも関わらず受け入れられる理由とは

「私にとってのアイドルのルーツ」…『アイドルマスター』に憧れたシンデレラの物語

配信者 VTuber
VTuberとのコラボはアリ?ナシ?『デレステ』星街すいせいコラボで議論白熱―異例のコラボにも関わらず受け入れられる理由とは
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2月20日に発表された『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下、デレステ)とVTuberグループ「ホロライブ」所属の星街すいせいさんとのコラボ。

VTuberという文化はまだまだ発展途上で、残念ながらコラボで否定的な意見が出ることも少なくはありません……にもかかわらず、今回のコラボ発表はプロデューサー(『アイドルマスター』シリーズのファン)側からもおおむね好評な意見が見受けられます。

今回のコラボが受け入れられる理由は何なのか。そこには「星街すいせい」さんのルーツと『アイドルマスター』というコンテンツとのつながりがありました。

◆Vtuber文化とのコラボがユーザーに与える印象

最近では音楽フェスへの参加や地上波への出演なども増え、広く認知され始めているVTuber文化。一方で、2.5次元ともいうべき存在はまだ受け入れづらい人も多く、コラボの発表が行われると否定的な意見も見かけます。

現実と2次元の間にいる存在であることから、元々の作品の世界観を壊さないか気にする方も多いのではないでしょうか。

未だゲーム内でFateの世界と外れたコラボを行っていない『Fate/GO』

加えて、コラボは往々にして外部のコンテンツ。そこに力を入れるなら、元々作品内に存在するキャラクターの掘り下げなどを増やしてほしい……といった意見も少なくはありません。

これに関しては、まだ声の付いていないアイドルが存在する『デレステ』でも見かける意見です。

◆「私にとってのアイドルのルーツ」…星街すいせいさんが受け入れられるわけ

今回のコラボは『デレステ』のゲーム内に「星街すいせい」さんの3DCGを実装するという、『アイドルマスター』シリーズを通してもかなり異例の内容。

前述した通り「だったらウチの担当アイドルを!」という意見はあるものの、今回の挑戦的なコラボは意外にも多くのプロデューサーに受け入れられています。

まず1つは『デレステ』の公式X(旧Twitter)にて「サービス縮小」ともとれるアナウンスが既に行われていたこと。

「もしかするとこのままサービス終了に向かうのかもしれない……」という不安の中、カバー曲や3DCGまで作成して行われた大きなコラボは、ユーザーの方々にとって前を向く希望となっているようです。

中には「先方のファン向けにゲームや担当アイドルをアピールする良い機会」という意見もあり、『デレステ』ユーザーにとってもチャンスとみるファンも。

そしてもう1つの大きなポイントが、「星街すいせい」さん自身が『アイドルマスター』シリーズを大好きでリスペクトしていること。

インタビューや配信でも幾度も「『アイドルマスター』シリーズへの愛」を語っており、過去には『アイドルマスター』に関係した配信も繰り返し行っています。

今や『THE FIRST TAKE』や『THE MUSIC DAY』にも出演し、VTuberを代表する歌姫ともいえる「星街すいせい」さん。その始まりは『アイドルマスター』シリーズへの愛であり、実際にアイドルになったその姿を「VTuberのシンデレラ」と評す意見もありました。

同じ『アイドルマスター』好きであり、実際に努力してアイドルの座をつかみ取ったからこそ、今回のコラボは抵抗なく受け入れるプロデューサーさんが多いのかもしれません。

◆VTuber文化に対する大きなポイントとなるか

未だ偏見が多く、否定的な意見もあるVTuber。ですがそんな中、今回行われた異例のコラボとユーザーの反応は、一つの大きな転換点となるのではないでしょうか。

実際に『アイドルマスター』を含むアニメやゲームといったオタク文化は、過去に偏見を持たれながらも今や日本を代表する一大文化に。今回のコラボはそのような変化をもたらした文化から、発展途上の文化へのバトンという見方も出来ます。

ゲームやアニメの中で輝くアイドルたちのように、VTuberもまた努力を続けいくつものドラマを経て活動してきた存在。そんな認識を広げる出来事になれば良いなと、筆者もいちVTuberファンとして強く感じました。

(c)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.


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《白黒》

白黒

5年ほどゲーム攻略記事を執筆してきたライター。1つのゲームをやりこむより、複数のゲームをカジュアルにプレイするタイプ。最近はVTuberにハマり、ゲームを配信で見ることが増えた。

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