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AIの力が対戦ゲームに嵐呼ぶ?MSIが『LoL』プレイ時に敵の出現予測位置を示す最新モニター発表―他作品にも学習で対応可能

下部ライトで自機体力を表示する機能も持ち、AIトレーニングアプリで『LoL』以外のタイトルへの対応も可能だといいます。

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AIの力が対戦ゲームに嵐呼ぶ?MSIが『LoL』プレイ時に敵の出現予測位置を示す最新モニター発表―他作品にも学習で対応可能
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現在開催中のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー2024(CES 2024)にて、MSIはAI機能搭載モニター「MEG 321URX QD-OLED」を発表しました

AI機能で敵出現位置をアイコン表示!?自機体力も下部ライトで把握可能に

本モニターは32インチ画面に240Hzのリフレッシュレート、応答時間0.03msの4K QD-OLEDパネルと既存のモニターとしての性能もハイレベル。さらにtomshardware等の海外メディアの報ずるところでは、特筆すべき点として搭載されたAIチップによるゲーミング補助機能を持つといいます。

CESの展示機ではその機能の内、『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』に最適化しての敵の出現位置予測機能「SKYSIGHT」と自機体力をモニター下部ライトで表現する「HEALTH INDICATOR」機能が紹介されました。SKYSIGHTは画面上のミニマップを分析して敵がどこから来るのかを認識するといい、画面上にアイコンを表示してそれをプレイヤーに知らせるというもの。ミニマップはプレイヤーも直接確認可能な情報とは言え、対戦ゲームでの使用はユーザー間での議論を呼びそうな機能にも思えます。また、体力表示機能についてもディスプレイ外でのわかりやすい視覚効果として自キャラの状態が確認できるのは、相当なアドバンテージを生みそうです。

あまりにも便利過ぎる機能に心配の声も…

便利であることは疑いようがない本機能ですが、海外メディアなどでは便利すぎることに対しての心配の声も。恐るべきはあくまで処理がモニター内のチップで行われているため、ゲーム側が本機能の使用を検出するのは大変困難である可能性が高いことです。競技シーンではオンラインイベントでの公平性が損なわれる懸念が指摘されています。

MSIによると本機能は『LoL』のみならず、トレーニングアプリを利用することであらゆるゲームに対応するとのこと。トレーニングアプリはPCで処理されますが、トレーニング後の実際の利用時にはモニター側に搭載されたチップがすべての処理を担い、PCへの負荷はかからないそうです。

業界の対応含め注目集まるか

攻めた技術領域に踏み込んだ“最新”モニター「MEG 321URX QD-OLED」。今後増えるであろうAIによるハードウェアでの補助機能について、競技、およびゲーム業界がどのような対応を見せるのかを含め注目が集まります。


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