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『Fate/Samurai Remnant』に登場するのは『FGO』の「邪ンヌ」……じゃない!? その真名疑惑や「ギル」「武蔵」の意外な関わり方に迫る

『Fate/Samurai Remnant』が、待望の発売日を迎えました。新たなサーヴァントがお披露目される一方で、『FGO』でもお馴染みの面々も登場します。顔なじみのサーヴァントがどう関わるのか、その実態や疑惑について迫ります。

ゲーム 特集
『Fate/Samurai Remnant』に登場するのは『FGO』の「邪ンヌ」……じゃない!? その真名疑惑や「ギル」「武蔵」の意外な関わり方に迫る
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■「宮本武蔵」を直接操作可能!? この事実に期待も高まる

ですが序盤のプレイを通して、敵対以外の可能性もわずかながら見えてきました。細かいストーリー展開は伏せておきますが、敵陣営の「アサシン」に伊織が襲われた際、武蔵が駆けつけ、助力してくれました。

この時点で、太夫と伊織は一種の協力関係(情報のやりとりなど)にあるため、順当といえば順当な展開ですが、ドライな損得勘定による関わりでないことが窺えます。

そして気になるポイントのひとつが、このシーンでのプレイアブル化。ここまでの進行において、プレイヤーが操作するのは基本的に伊織のみ。バトル中に特定のゲージが溜まったり、伊織抜きといった状況でのみ、セイバーを直接操作できますが、それを含めても操作は伊織もしくはセイバーだけに限られていました。

ですがアサシンとの初戦では、宮本武蔵を直接操作し、互いに単騎同士でバトル。通常と強攻撃のコンボも用意されていますし、攻撃用のスキルに加え、宝具「六道五輪・倶利伽羅天象」も発動できます。

操作した実感も十分手応えがあり、迫力ある演出も相まって、ずっとプレイアブルで使いたい触り心地でした。宝具自体は『FGO』でもお馴染みですが、ゲームが変われば演出・モーションも大きく変化し、こちらもつい見入ってしまいます。

実にしっかり作り込まれているため、「後々もプレイアブルで使えるのでは?」と思ったほど。もしそうなれば、協力関係から一歩進み、共闘のような状態になるかもしれません。この先の展開については筆者もまだ未見ですが、だからこそ期待が高まるばかりです。

■「ギルガメッシュ」が「盈月の儀」に参戦……しない!?

シリーズの原点『Fate/stay night』での活躍をはじめ、『Fate/unlimited codes』や「Fate/Zero」、『Fate/EXTRA-CCC』など、登場した作品を挙げればキリがないほど、ファンにはお馴染みのキャラクター「ギルガメッシュ」(以下、ギル)。

ただ本作の場合、公式サイトでの表記や初登場時の肩書は「若旦那」。少なくとも最序盤の範囲では、名前を名乗っていないので、実は別人──という可能性も存在します。

ですが、見た目は共通する点があり過ぎますし、店主として収まっている店の名は「巴比倫弐屋(ばびろにや)」。傲岸不遜で他人をごく自然に見下し、こちらも聞きなれた「雑種」という言い回しも健在です。ここまでの一致を見れば、ギル本人と見て間違いないでしょう。

ちなみに、『Fate/stay night』では恐るべき強敵として幾度も戦い、「Fate/Zero」ではマスターを変えながらなお立ち塞がるなど、主人公サイドの敵役として登場する機会が多め。『Fate/strange Fake』は群像劇の向きもあるので、単純にどちらのサイドとは言いかねますが、聖杯戦争に参戦するサーヴァントとして熾烈な戦いを繰り広げます。

こうした激戦を幾度も経たギルが、この『Fate/SR』でどんな立場にあるかといえば……その肩書通りの「若旦那」。本人曰く「しがない縮緬問屋の若旦那である!」とのこと。一般的な若旦那とはかけ離れた傲慢な言動で接してきますが、ひとまず交戦の意志はなし。また「盈月の儀」における立場的には、裁定者“ルーラー”として顕現した模様です。

しかし、万物の願望機たる「盈月」を贋作呼ばわりし、「毛ほどの興味もない」と一刀両断。シリーズファンからすれば、「ギルがルーラーで顕現した」という1点だけでもなかなかの衝撃ですが、争いに加わる様子もなく「巴比倫弐屋」の店主に主眼を置くような振る舞いは、予想を軽く上回る立ち位置と言えるでしょう。とはいえ、唯我独尊なギルらしいパワフルな振る舞いです。

召喚されたサーヴァントの中で、もっとも「盈月」に興味がなさそうなギル。最後まで「若旦那」の立場に終始するのか、ルーラー・ギルガメッシュの雄姿を見せてくれるのか。彼の動向からも目が離せそうにありません。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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