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15分後に訪れる終焉に立ち向かえーローグライクベルトスクロールARPG『FINAL KNIGHT』プレイレポ【TGS2023】

何処か懐かしく、そして内容もコアゲーマー向け。TRPGやベルトコンベアーアクションゲームが好きな人はチェック必須のゲームです。同時に戦うプレイヤーキャラは2人ですが、BOTも完備でひと安心。

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15分後に訪れる終焉に立ち向かえーローグライクベルトスクロールARPG『FINAL KNIGHT』プレイレポ【TGS2023】
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ここ最近、美麗なグラフィックや迫力あるムービーが惜しげもなく使われているゲームが日々生み出されています。そんな中、あえて2Dのドット絵やアニメーションに拘ったゲームもまた沢山存在します。

その中の一本が今回紹介する『FINAL KNIGHT』です。あの『ラグナロクオンライン』で知られるグラビティの、日本支社グラビティゲームアライズがパブリッシングを担当、インディデベロッパー2oclocksoftが手掛ける本作が今回の「東京ゲームショウ2023」にもプレイアブル出展しているということで、実際に筆者がプレイして感じたことをレポートします。

本作はベルトスクロール格闘、ベヒモス・ハント・アクションRPGとローグライクを組み合わせたゲームシステムとなっています。まずゲームを開始するとキャラクター選択画面が開かれます。ここではメインアタッカー2人とサポートを2人それぞれ選択し、キャラメイクを行います。

メインアタッカーはプレイヤーやAIが実際に画面上で操作するキャラクターです。職業によって通常攻撃とスキル、さらにサポートスキルが決定します。さらに種族を選ぶと、それぞれ異なるパッシブスキルを得られます。それに加え、キャラクターのバックグラウンドも選択することになり、その設定によってまた別のパッシブスキルが設定されることになります。

そのため、同じ職業であっても種族と出自が違うだけで全く別性能のキャラクターが作られるというわけです。このあたりはTRPGのキャラメイクと似ている形と言えるでしょう。

一方、サポート2人はいわゆる召喚キャラ、もしくは格闘ゲームで言えばストライカー的なものなので直接は操作できず、職業だけを選択することになります。

そうして4人のパーティが出来上がったら準備完了です。いよいよ本編のスタートとなります。本編は制限時間15分の間にキャラクターを強化し、世界の終焉に立ち向かう準備をするところから始まります。実際のアクションパートはいわゆるベルトスクロール格闘アクションゲームとなっており、左右から出てくる敵をメインアタッカー2人で斬り倒していきましょう。常に2人で戦うことになりますが、プレイヤーが操作していないメインアタッカーは自動でAIが操作してくれます。なお、(体力が残ってさえいれば)いつでも好きな方に操作を切り替えられます。

操作方法はシンプルで、通常攻撃もスキルもそれぞれ対応するボタンを押すだけで発動します。通常攻撃は連打するだけでコンボになります。スキルは強力な特殊効果や威力を持っていますが発動すると次に使えるまで一定時間のクールタイムが発生します。

ゲージが溜まっている時に召喚できるサポートキャラは、召喚するとそれぞれの職業に合わせた行動を行ってくれます。例えばクレリックなら体力を回復してくれたり、ウィザードなら一定エリア内に隕石を降らせて敵を攻撃したりと強力なものばかりです。ただし、一度使用するとゲージは全て無くなってしまい、再びゲージが全部溜まるまで再使用はできません。こちらのゲージは時間では殆ど増えず、変わりにメインアタッカーの攻撃が敵にヒットすると少しずつ溜まる仕組みになっています。

敵を倒していくと経験値が増え、一定の経験値が溜まるとキャラクターはレベルアップします。レベルが上がるとメインアタッカーだと通常攻撃か3つのスキルの内1つをレベルアップさせることができます。ここでもまたプレイヤーによって何を強化するかを取捨選択することになるでしょう。サポートもレベルが上がるようですが、筆者の今回のプレイではそこまで経験値が溜まることがありませんでした。

そうしてステージ最奥にいるボスモンスターと撃破するとステージクリアです。キャンプ地で戦利品を吟味したり現状のステータスを確認できます。時間が進むのは敵と戦っている時のみですので、その点は安心してゆっくり考えることができます。

キャンプを終えれば次のエリアに向かって侵攻します。次のエリアに行くとエリアの情報やショップも確認できます。ショップでは1つだけ新しい装備を獲得できるので、自身のメインアタッカーに合わせた装備品を確保し、そして再び敵とのアクションパートに挑むことになります。

この流れを繰り返し、最終的には15分後の終焉を迎える(そして乗り越えることを目指す)ことになる…のですが、そもそも2ステージ目の段階でめちゃくちゃ敵が強いです。特にボスの攻撃は一発で体力の半分以上持っていかれることも多くあり、初プレイでは2ステージ目のボスで全滅しゲームオーバー。なので編成を変えたり、キャラクターを切り替えて試遊版では決して頭が良いわけではなかったAIのフォローをしたり、適時サポートキャラを召喚し戦うことを学び、2回めの挑戦でなんとか2ステージ目はクリアしました。しかしそこでプレイ体験の時間切れとなりました。

今回は近接職を中心に回復役と魔法使いという構成で挑みましたが、他のパーティ構成だとどうなるのかというのを試行錯誤しながら遊ぶのがとても楽しいゲームだなと筆者は感じました。古き良き高難易度ベルトスクロールアクションゲームを遊びたい人は、すでにSteamのストアページにデモ版がダウンロード可能ですので一度試してみるのをオススメします。


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