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猫ゲー『Stray』は、どこまで「猫の魅力」に溢れているのか? 猫飼いも納得の豊富なアクション&猫あるあるを見よ!

猫の可愛さで話題の『Stray』。果たしてその魅力は、どのような形でどれくらい詰まっているのか。実際に体験してみました。

ソニー PS5
猫ゲー『Stray』は、どこまで「猫の魅力」に溢れているのか? 猫飼いも納得の豊富なアクション&猫あるあるを見よ!
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■朽ち行く街の探索行は、マイ猫の魅力を存分に引き出す!

●マイ猫の道行は、小さな冒険から長い探索行に──廃墟に見る猫の多彩なアクション

その後、なんやかんや(可愛さからはほど遠い出来事なので、今回はばっさり割愛)あって、朽ちかけている街を舞台とするマイ猫の探索行が始まります。

仲間たちと一緒にいた場所よりも無機質で、猫のアクションもまた少し違って見えます……が、可愛らしさには何の陰りもありません。監視カメラを見つめるマイ猫の姿に、スクショが捗ります。

廃墟めいた街を探索するゲームはいくつもありますが、猫に近い視点で見ると一風変わり、なんだか刺激的です。

小さなバケツをひょいと加える場面も。そのまま歩くこともでき、可愛らしさの倍率アップ。

放置された部屋に入れば、今度は絨毯で爪とぎタイムに突入です。部屋の主がいたら怒られるかもしれませんが、今はやりたい放題。心ゆくまで、猫の爪とぎを味わえます。

プレイヤーの操作がマイ猫の様々なアクションを引き出しますが、ときには操作しないのもひとつの手。例えば、これも猫の基本動作のひとつ「後ろ足で頭をかく」が披露されることも。そのキュートなアクションに、ハートを撃ち抜かそうです。

また、マイ猫の魅力は可愛さだけではありません。足場がなくて行き詰まる場面では、立てかけてある板を倒して道にすることも。猫様賢い!

倒れてるドラム缶があれば、その中に入って回し車の要領で転がし、移動させて高所に移動する足がかりに。天才ではなかろうか。

ときには、電源関係らしき部品を外すことで稼働中のファンを止め、そこから先に進むことも。その叡智に、全人類がひれ伏します。

かと思えば、とある事情からベストを着せられると、馴染みのない感覚に戸惑って「へっぴり腰」になるマイ猫も愛おしい。実際に猫を飼わないとなかなか見られない、レアな猫アクションです。

そして、実際に猫を飼っていてもそうそう見られないのが、バケツ移動アクション。なぜかこの街には、猫が乗るのにちょうどいいバケツがいくつも置かれています。ロープ付きで移動も楽々ですし、景観もなかなか。しかし、バケツの縁に前足をちょこんと置く仕草が可愛過ぎて、景色なんて全く目に入りません。感想は、キュートの一択。

このほかにも、リモコンをいじってTVをつけたり、ボールで遊ぶ姿も愛らしさ満点。

紙袋を被ってしまい、パニックになる姿も愛おしい……いえ、本人ならぬ本猫にとっては一大事でしょうし、実際の操作も反転するのでプレイヤーもプチパニックですが、猫の困惑すら味わえる、非常に貴重な体験でした。

ちなみにマイ猫は、探索中でも機会があれば色んな場所で寝ます。猫なので! ソファで寝る。クッションの上でも寝る。なんなら戸棚の中だって寝ます。

どんな場所でも、猫様が選べば、そこは寝床となるのです。


『Stray』に詰め込まれた猫アクションと猫あるある、いかがでしたか。もちろん、マイ猫が見せてくれる魅力の数々は、これだけではありません。

念のためのネタバレ回避として、細かい事情や経緯は伏せておきますが、探索中に多くのアンドロイドたちと出会います。彼らはロボットですが、まるで人間のような振る舞いを通して、マイ猫と関わることも少なくありません。

例えば、猫お馴染みのアクションのひとつ「人の足に身体をすりすりする」も、本作で実行&体験可能。このアクションに対して、手を上げ応えてくれるアンドロイドもおり、そうした反応もなんだか楽しく感じます。

特に素晴らしいと思ったのが、猫が足元にいるとつまづき、倒れたアンドロイドがいたこと。猫視点のためか、かなり激しく倒れたように見えますが、この時の猫には一切ダメージはありません。

状況から考えると、おそらくそのアンドロイドは自分の保身を一切考えず、猫に怪我をさせないように動き、「派手に倒れる&猫ノーダメージ」という結果に着地したものと思われます。

猫の可愛いアクションが拝めるだけでなく、猫と関わる様々なアンドロイドが登場する点も興味深い『Stray』は、この夏の思い出になりそうな1本でした。


《臥待 弦》
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