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『パワプロ』涙なしには語れない!?“オリジナル変化球”に隠された感動必至のバックストーリー

非常に強力なオリジナル変化球。開発も一筋縄では行かなかったようで…。

任天堂 Nintendo Switch
『パワプロ』涙なしには語れない!?“オリジナル変化球”に隠された感動必至のバックストーリー
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実況パワフルプロ野球』(パワプロ)シリーズには、数多の“オリジナル変化球”が存在します。リアルでは実現不可能な軌道を描くものが多く、いずれも非常に強力な性能を誇っているのが魅力。

オリジナル変化球のほとんどは、同作の登場人物によって編み出されたもの。そこで今回は、サクセスモード内で語られた感動的な誕生秘話を3つピックアップして紹介していきます。

複雑な境遇が誕生させたマリンボール

『パワプロ』シリーズで絶大な人気を誇る女性ピッチャー・早川あおいの代名詞となっている「マリンボール」。特殊な回転によって大気中から水を発生させ、そこをボールが滑るように打者へと向かっていきます。野球で言う所のシンカーに当たる変化球ですが、そのキレは従来のものと比になりません。

実況パワフルプロ野球7』のサクセスモードであおいが主人公や矢部明雄と共に完成させたオリジナル変化球なのですが、その誕生経緯は少し複雑。同作であおいは「史上初の女性プロ野球選手」として活躍していたのですが、実はその肩書を利用した客寄せパンダ的な意味合いで球団に指名されていました。

あおいは、そんな事情を察しつつも野球に打ち込んでいたのですが、後に結果が残せず、人気も低迷したことでレギュラーから降格することに。そこで起死回生をかけて開発されたのが「マリンボール」なのです。複雑な境遇に打ちのめされながらも、自身の努力で道を切り開いていったあおいの姿勢は、多くのプレイヤーの感動を誘いました。

スタードライブに込められた主人公との友情

スタードライブ」は、スマートフォン向けゲーム『パワプロアプリ』で初登場した星井スバルの決め球。このオリジナル変化球には、主人公とスバルの深い友情が込められているようです。

スバルと主人公は小学校時代からの幼なじみで、一緒に甲子園を目指すと誓い合った仲。しかしスバルが遠くへ引越してしまったため、2人は別々の高校へ進学していました。ところが、ある日突然スバルが主人公の通う「パワフル高校」へ転入してくることに。

久々の再会を喜ぶのもつかの間、実は元々在学していた「覇堂高校」で木場嵐士とのエース争いに敗れて自信を喪失。半ば逃げるような形で転校に至っていました。そんなスバルに対し、主人公やチームメイトが激励の言葉を贈り、見事復活します。

さらに、主人公との特訓で「スタードライブ」を習得し、再び甲子園を目指して立ち上がりました。ちなみに、一連のストーリーはアニメ化されており、YouTubeで観ることが可能。ハートフルな物語となっているので、是非チェックしてみてください!

パワプロWEBアニメ 第1話 「掴め!二人の夢」 パワフルプロ野球 パワフル高校編

意外すぎるきっかけで完成したライジングショット

『パワプロ』シリーズにおける永遠のライバルキャラクター・猪狩守を語る上で欠かせないのが、ライジングシリーズ。いずれもストレートが軸になっており、猪狩のウィニングショットとして長らく活躍し続けています。

その原点となる「ライジングショット」が編み出されたのは、『実況パワフルプロ野球9』のサクセスストーリーの一つである「あかつき大附属高校編」。猪狩が決め球を作ろうとしていたところに主人公と矢部が加わり、一緒に模索していました。

そこで「ライジングショット」が誕生するのですが、そのきっかけは意外なもの。実は、矢部が持っていたガンダーロボの武器である「ガンターライフル」にインスピレーションを受けていた猪狩。弾丸が放たれる際の回転を参考に、浮き上がる直球が完成したのです。

なお、「あかつき大附属高校編」で主人公のポジションを投手にしている場合、そのまま「ライジングショット」を伝授してもらうことが可能。ただし確率が非常に低く、失敗すると取り返しのつかないことになってしまいます…。やはり猪狩は天才ということなのでしょう。

それぞれのオリジナル変化球に秘められたバックストーリー。知った上で使ってみると、また印象が変わってくるかもしれませんね!

《サワディ大塚》
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