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【ゼルダBotW延期でよかった!?】多すぎるニンテンドースイッチ2022年の期待作

2022年のニンテンドースイッチは盛りだくさん! 『ゼルダの伝説BotW』続編延期ですら、「遊びきれないからむしろ良かった」なんて声もあります。夏以降の目玉タイトルについて、まとめて紹介していきます。

任天堂 Nintendo Switch
【ゼルダBotW延期でよかった!?】多すぎるニンテンドースイッチ2022年の期待作
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ニンテンドースイッチでもっとも期待されているタイトルの1つ、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』続編の発売延期が発表されました。もともとは2022年内発売の予定が、2023年春に変更。楽しみにしていたユーザー達から悲痛な叫び声が聞こえるかと思いきや、延期を残念に思う人はいるものの、意外とポジティブな意見もSNSで多くみられました。

楽しみにしている『ゼルダの伝説 BotW』の続編だからこそしっかり作りこんでほしいという思いがあるのはもちろんですが、ユーザーがポジティブなのにはもうひとつ理由があります。それは、楽しみにしているゲームが多すぎてパンクするのを心配していたからむしろ良かった、という声なんですね。

延期は残念ですが、それでも2022年のニンテンドースイッチは大作ソフトが目白押し。これから発売が予定されている期待作をまとめて紹介したいと思います。

■王国で西洋妖怪と戦え!『モンスターハンターライズ:サンブレイク』

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』公式サイトより

まずは6月31日発売予定の、『モンスターハンターライズ』の超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』。舞台はカムラの里を離れて王国の騎士が集う観測拠点「エルガド」へ。和風だった雰囲気はガラッと変わり、西洋風の趣に。『モンスターハンターライズ』では日本の妖怪を思わせるモンスターが多数登場しましたが、今度は西洋妖怪がモチーフとなり、吸血鬼を思わせるメル・ゼナ、フランケンシュタインのようなガランゴルム、そして狼男を想起させるルナガロンの通称「王域三公」がメインモンスターとしてプレイヤーの前に立ちはだかります。

過去シリーズのモンスターからはライゼクスやショウグンギザミが復活。新たな鉄蟲糸技に新たな環境生物も登場します。壁走りも翔蟲ゲージを使わずにできるようになり、より自在にフィールドを走り回れそうです。

■2人が融合して巨人の姿に!?『ゼノブレイド3』

『ゼノブレイド』総合公式Twitterより

『ゼルダの伝説BotW』の延期とは逆に、発売が早まったのが『ゼノブレイド3』。もともとは9月予定でしたが、7月29日発売が正式に発表されました。

同時に、公式サイトが更新され、新PVも公開。新たに「3つの融合」というキーワードが掲げられました。初代『ゼノブレイド』と『ゼノブレイド2』が融合しているように見える「アイオニオン」という世界。2人が1人に融合してウロボロスと呼ばれる巨人の姿になる主人公たち。様々な技「アーツ」を融合して戦う戦略的なバトル。新情報が続々と出てきました。

合体して巨人の姿に変身して戦うなんて、ワクワクが止まりませんね。

■新ブキ“トライスリンガー”を撃ちまくれ!『スプラトゥーン3』

スプラトゥーン3 ナワバリバトル プレイ映像

先日9月9日の発売日が発表された『スプラトゥーン3』。ナワバリバトルのプレイ動画などの新PVが公開、さらに公式サイトもアップデートされました。

『スプラトゥーン3』はハイカラ地方をはなれてバンカラ街を舞台に。3つの矢を同時に放つ弓型新ブキの“トライストリンガー”、影の戦士に変身する“ショクワンダー”やカニ型戦車に搭乗して戦う“カニタンク”などの新スペシャルも続々発表されています。さらに今回の新PVでは相手のインクを吸い込む“キューインキ”や、センサーを投げた場所にミサイルを落とすスペシャルも確認することができました。

サーモンランでは金イクラを投げて運ぶ新アクション“イクラ投げ”が登場。コンテナに直接シュートして納品もできるようです。敵側は、輪っかを飛ばして塗った地面にめがけて飛び込んでくる“ダイバー”、高い柱の上でコジャケが回る“ハシラ”など新しいオオモノシャケ、さらにオオモノシャケよりデカイ超大型個体の「オカシラシャケ」の存在も明かされています。

ヒーローモード「哺乳類の帰還」ではサーモンランでおなじみのコジャケを連れてタコトルーパーと戦いますが、なんと今回のタコトルーパー、もっさりと毛が生えているようです。主人公の「3号」もケバインクという謎の物体に触れると全身毛だらけになって失神してしまうとか。そういえば、新PVで出てきたコジャッジ君は、毛が茶色く、そして心なしかモサモサになっているようにも見えました。コジャッジくんはネコなので哺乳類だと思いますが……ヒーローモードと何か関連があるかもしれませんね。

ナワバリバトルもサーモンランもヒーローモードもみんな楽しみな『スプラトゥーン3』です。

■今度のポケモンはオープンワールドだ!『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』公式サイトより

懐かしの『ダイパ』をリメイクした『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』、自分でモンスターボールを投げて捕まえる楽しさを追求した『ポケモンレジェンズ アルセウス』と、続々タイトルが出ている『ポケモン』シリーズ。さらに本編最新作となる『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が2022年冬に発売予定となっています。

今度の『ポケモン』はオープンワールド。森や海や街がシームレスに繋がる広大なマップを冒険します。しかも、公開されているPVでは、自然や街の中にポケモンたちの姿が見られます。『アルセウス』のように直接モンスターボールを投げる仕組みかは分かりませんが、豊かな自然や人が住む街にポケモンたちも一緒に生きている、そんな世界を体験できる作品になりそうです。

新御三家、くさタイプのニャオハ、ほのおタイプのホゲータ、みずタイプのクワッスのどれを選ぶか、いまから悩んでしまいそうですね。

■大魔獣で暴れまわる!『ベヨネッタ3』

ベヨネッタ3 [Nintendo Direct 2021.9.24]

最後は、『ベヨネッタ3』。こちらは情報が少なく、発売時期は2022年ということしか分かっていません。現在公開されているPVでは、髪型が変わったベヨネッタが、いつものように激しく戦う姿が見られます。

攻撃をギリギリで交わしてスローになる“ウィッチタイム”、拷問具で攻撃する“トーチャーアタック”などおなじみの要素に加えて、召喚した大魔獣と融合した姿で戦うことができる“デーモンマスカレイド”、巨大な大魔獣を操作して戦うことができる“デーモンスレイブ”といった新要素もお目見えしました。そして最後には新キャラクターと思われる後ろ姿がチラリと映ります。

発売時期もゲームの内容も分からないことが多い『ベヨネッタ3』ですが、いつものような爽快なアクションであることだけは間違いなさそうです。

2022年のニンテンドースイッチ期待作をまとめてみましたが、もちろん他にも今回紹介しきれなかったタイトルはたくさんあります。やりたいゲームが多すぎて、本当に『ゼルダの伝説BotW』が延期してくれてちょっと助かったかも、なんて思ってしまいそうですね。


《田下広夢》

毎週金曜ゲームイベントしてます 田下広夢

1984年5月、埼玉県生まれ。2006年からゲームを専門とするライターに。毎週金曜、ゲームを持ち寄って遊ぶイベント「ゲームルーム」開催、2022年で10周年を迎える。メギド72攻略ブログ「メギド部!」運営。イシイジロウ氏主催のゲームクリエイター人狼会所属。たまにゲーム業界解説でテレビやラジオなどに出演したり、YouTubeなどの人狼ゲーム配信にも登場。2021年からインサイドで執筆。

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