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人類とポケモンだけじゃない!?『ポケモン』の世界に存在する“唯一の動物”とは

さまざまな謎に満ちている世界の中で、「ポケモンずかん」を見直すと意外な事実が…。

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ポケットモンスター』の世界には、人類とポケモン以外の生物はほとんど存在していないと思われていました。この事情は、ゲームでもアニメでも変わりません。しかしとある要素を振り返ってみると、実は“意外な動物”が生息する証拠が残されていたようです。

『ポケモン』の世界に唯一存在する動物?

その証拠とは、初代『ポケットモンスター 赤・緑』の「ポケモンずかん」。ライチュウの欄を見てみると、「でんげきは10まんボルトにたっすることもありヘタにさわるとインドぞうでもきぜつする」と記載されていました。そう、どうやら『ポケモン』の世界には“インドぞう”がいるようなのです。

他にも、ゴースの欄では「うすいガスじょうのせいめいたい」としつつ、「インドぞうも2びょうでたおれる」と明記。なぜかそのポケモンの強さを説明するために、インドぞうが基準にされているのです。まるで「東京ドーム何個分」かのように単位扱いされていますね。

「ポケモンずかん」の説明で登場するということは、同じ世界にインドぞうが存在する証だと言えるでしょう。とはいえ、作中ではいまだインドぞうの姿は確認されていません。もし本当に存在するとしたら、その巨体が目立って仕方ないはずですが…。

インドぞうは「ウルトラ怪獣手帳」の名残?

存在が明るみになって以来、謎が謎を呼び続けているインドぞうですが、その名前が登場するのにはちょっとした理由がある模様。そもそも『ポケモン』は、『ウルトラセブン』などに登場する「カプセル怪獣」がモチーフになった作品でした。つまりウルトラシリーズに影響を受けていると考えられます。

そこでカギとなるのが、大昔に発行された「ウルトラ怪獣手帳」という本。同書では“インドぞう”を1つの尺度として、怪獣の情報がまとめられていたのです。たとえば、『ウルトラマン』に登場する「毒ガス怪獣ケムラー」について、「ウルトラ怪獣手帳」ではその毒ガスの威力を「インドぞうでも3秒で死んでしまう」と説明していました。

「ポケモンずかん」は、この「ウルトラ怪獣手帳」が元ネタと言われているため、おそらく偶然ではなく必然の一致。ウルトラシリーズからの影響により、『赤・緑』の「ポケモンずかん」にインドぞうが出てきたのでしょう。

とはいえ、インドぞうがポケモンたちの世界に存在しているかどうかは不明。いつの日か、両者が並び立つ瞬間を拝める日は来るのでしょうか…。


《サワディ大塚》
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