■注目アニメは？ 作画やキャラクターの作り込みがポイント
“注目アニメ”で最多票の『約束のネバーランド』は、その理由に「主人公と相手で裏の裏の裏の裏の裏の裏の裏の裏の裏をかいて脱出するのが楽しみ」「展開が想像できなくて、ストーリーはスピード感があっておもしろい」「次はどうなるのかって夢中になって観ることができる」などの意見があった。
ストーリーの伏線をはじめ、登場人物の駆け引きやその方法の面白さが、若年層ゲーマーのツボを突いているのかもしれない。特にコアなゲーマーは、ゲームさながらの高揚感や疾走感、興奮をアニメコンテンツに対しても求めているようだ。
また次点の『ワンパンマン』は、「アクションの作画が毎回毎回映画並の凄さで、しかも、内容も面白い」「キャラクターに個性があり、良くつくりこみされていて深みがある」といったコメントを獲得。作品としての全体的なクオリティ、そしてゲーマーならではの視点として作画やキャラクターの作り込みからも高評価を得ていることが見てとれた。
■注目声優は？ 好きなキャラクターが声優への興味の入り口に
一方の“注目声優”では、トップの水瀬いのりが「単純に声が好きだから」「どのキャラクターを演じても安定した可愛らしさがあるから」「歌手活動を評価しているから」など圧倒的な男性の支持を集めた。その声色はもちろん、見た目のかわいらしさでも男性の若年層ゲーマーから人気を得ているようだ。
そして次点の梶裕貴は、「好きなアニメの七つの大罪のメリオダスの声優だから」「自分の好きなキャラクターの声優がこの人のことが多いから」「以前から、梶裕貴が演じているキャラが好きだから」などのコメントとともに、男女半々の票をさらった。若年層ゲーマーにとっては、好きなキャラクターが声優への興味の入り口になっていることがうかがえる。
このほか“注目声優”においては、「ボカロPという意外な一面を持っていて興味を持った」という伊東健人、「声もいいし、彼自身が魅力的で面白いから」という宮野真守、「様々な分野に渡り、様々な活躍をされていることが多彩だと思うから」という福山潤らの名前も。
若年ゲーマー全体の傾向として、声優の活動の多彩さを重視する傾向があるほか、好きなコンテンツや自分が思うキャラクターのイメージをどれくらい体現してくれるのか、という点も重要視されているようだ。
「ゲーマーライフスタイル調査」
＜注目しているアニメ＞
1 約束のネバーランド
2 ワンパンマン
3 ワンピース
4 ジョジョの奇妙な冒険
5 盾の勇者の成り上がり
6 進撃の巨人
＜注目している声優＞
1 水瀬いのり
2 梶裕貴
3 花澤香菜
3 宮野真守
3 神谷浩史
3 櫻井孝宏
調査対象：全国の1日3時間以上ゲームをプレイする10～20代の男女
サンプル：316サンプル
調査時期：2019年4月
調査手法：インターネット調査
＜注目しているアニメ＞
1 約束のネバーランド
2 ワンパンマン
3 ワンピース
4 ジョジョの奇妙な冒険
5 盾の勇者の成り上がり
6 進撃の巨人
＜注目している声優＞
1 水瀬いのり
2 梶裕貴
3 花澤香菜
3 宮野真守
3 神谷浩史
3 櫻井孝宏
調査対象：全国の1日3時間以上ゲームをプレイする10～20代の男女
サンプル：316サンプル
調査時期：2019年4月
調査手法：インターネット調査
