◆多くのユーザーが行き詰まったボスは誰？ 序盤から終盤まで各トロフィーをチェック
主人公が愛用する刀「楔丸」は、開始当初は所持していません。この「楔丸」は、彼が守るべき御子と合流することでゲットできますが、ここまではプレイ開始から数分～10分もあればたどり着けるところ。トロフィー取得率も、“99.3％”とほぼ全員が到達しています。
そこから更にゲームを進め、忍義手を手に入れたのは“96.6％”。プレイを進める上で、忍義手の入手は不可避なので、やや減退しているものの大半がそのまま通過し、先に進めている様子が窺えます。また、一度死んで生き返る「回生」を体験したのは、こちらも高めの“94.2％”。死してもなお、ゲームクリアに向けて蘇る意志が見て取れる・・・かもしれません。
ここから、手強いボスの取得率などに迫ります。まず、葦名城に辿り着く前の関門と言える「鬼形部雅孝」の撃破率は、“63.2％”。「楔丸」入手からここまでに、3割以上の方が壁にぶつかったようです。やはり、大手門は開かぬ門・・・。
『SEKIRO』は、途中から攻略先をいくつか任意で選べるようになりますが、そのひとつで出会う「まぼろしお蝶」は、序盤から戦えるボスの中でも屈指の強さ。まずは、この彼女に何度もやられたという方も続出しました。
そんな「まぼろしお蝶」のトロフィー率は、約半数の“51.6％”。鬼形部から更に1割ほど減りましたが、手強い印象の割にはやや高めかもしれません。彼女は後々でも攻略できるため、一度撤退して充分に強化してからの再挑戦も可能。リベンジのしやすさも、トロフィー取得を後押ししたのかもしれません。ちなみに筆者も、終盤近くで勝利したユーザーのひとり。序盤に突破とか、胃が痛くなりそう・・・！
そして、序盤の壁として立ちはだかるのが「葦名弦一郎」。ここまで辛うじてクリアしてきたユーザーは、鋭い剣戟と弓矢を組み合わせ、遠近に渡っての攻撃を仕掛けてくる弦一郎に、心が折れそうな絶望を味わわされてしまいます。
しかも弦一郎を一度倒しても、鎧を脱いで更に挑んでくるため、消耗したままで連戦に突入。一度目で傷薬瓢箪などを使い切ってしまうと、厳しい戦いにならざるを得ません。そのためか、弦一郎の撃破率は“42.8％”と、半数を切る結果に。発売から一ヶ月が経ちましたが、未だ6割の方が、ここに到達できていないか、弦一郎に煮え湯を飲まされているようです。
当然ながらここから先のボス撃破率は更に低くなっており、「獅子猿」は“36.1％”と30台を維持するものの、再戦時は“29.4％”。「破戒僧」も“28.1％”と、30％を切るボスが続きます。ですが、「見る猿、聞く猿、言う猿」は、他のボスとは戦い方が異なるためか、“39.5％”と比較的高い数字となっています。
物語で大きな決断を下した後に戦う「大忍び 梟」は“29.3％”と、再戦の獅子猿とほぼ同率。ここまで来ると、勢いが付いたままこの山場を超えるのかもしれません。ですが、ルート次第ではもう一度戦う機会があり、そちらの撃破率は“11.5％”と激減。特定ルートで戦う敵なので、再戦するプレイヤー自体が自然と少なめになりますが、同時に強敵であることも予想させる数字になっています。
また、エンディングの前に立ちはだかるラスボスの撃破率は、3ルート側のラスボスで“17.4％”、残り1ルート側で“8.5％”です。仮にこの双方を足しても25.9％にしかならず、また各ルートを複数踏破した方を考慮にいれると、なんらかのエンディングに辿り着いた方は全体の1/4を下回るかもしれません。発売から時間が経ったことで攻略法などが広まりつつありますが、本作の手強さは未だ健在といったところでしょう。
各エンディングの達成率は1割前後、全ボスの撃破やトロフィーコンプの割合は？
