人生にゲームをプラスするメディア

SIE、PS Vitaの出荷を完了─携帯型PlayStation約14年の歴史に幕

ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアはPlayStation Vitaの出荷を完了したことを発表しました。

ソニー PSV
SIE、PS Vitaの出荷を完了─携帯型PlayStation約14年の歴史に幕
  • SIE、PS Vitaの出荷を完了─携帯型PlayStation約14年の歴史に幕

ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアはPlayStation Vita(PS Vita)の公式ページを更新し、現行モデルとなるPCH-2000・ブラック/アクアブルーの出荷を完了したことを発表しました。これにより、2004年12月に発売されたPlayStation Portable(PSP)から数えて14年2か月のPlayStation携帯機の歴史に幕を下ろしたことになります。

PS Vitaは2011年12月17日に発売されたPlayStation携帯機の2世代目にあたる機種です。初期モデルでは3G通信内蔵モデルも発売されており、現代のスマホゲームなどでおなじみの基本無料型ゲームもラインナップに存在しています。また、Wi-Fiのロケーションや3G通信内蔵モデルではGPSを使った位置情報を取得することができ、これを使った位置情報ゲームも展開されていました。2013年10月には現行機となるPCH-2000シリーズを発売しています。

ゲームラインナップもPS2タイトルのリマスター、PS3タイトルの携帯版などに加え、『GOD EATER 2』『討鬼伝』シリーズ、『ソウル・サクリファイス』『フリーダムウォーズ』などの“共闘ゲーム”、タッチパネルというインターフェイスを活用した“ギャルゲー”“乙女ゲー”など、多岐に渡ったものとなりました。クラウドへのゲームデータアップロードにより、家ではPS3/PS4で、出かけるときはVItaで、といった遊びもできるようになっています。

しかし、SIE WWS傘下の開発スタジオが開発リソースをPS4に注力したことで、日本においては『フリーダムウォーズ』を最後にパッケージタイトルの開発を終了。また、PlayStation PlusのPS Vita向けフリープレイタイトルも3月8日をもって配信を終了することも発表されています(ダウンロードしたタイトルはPS Plus加入中であればダウンロード・プレイが可能)。

その一方で、ソフトメーカーからは現在でも『キャサリン・フルボディ』『プロ野球スピリッツ2019』などの新作ソフトがリリースされ続けています。
《岩井省吾》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ソニー アクセスランキング

  1. 【レポート】『夏色ハイスクル★青春白書(略)』パンチラ激写テクを直伝!スライディングからの“尻もちショット”が最強か

    【レポート】『夏色ハイスクル★青春白書(略)』パンチラ激写テクを直伝!スライディングからの“尻もちショット”が最強か

  2. 「配達員にパクられました」―AmazonでPS5を購入完了したはずが…ひとりのゲームファンに起こった悲劇

    「配達員にパクられました」―AmazonでPS5を購入完了したはずが…ひとりのゲームファンに起こった悲劇

  3. 『JUDGE EYES:死神の遺言』海外でも高評価、その面白さの理由を紐解く

    『JUDGE EYES:死神の遺言』海外でも高評価、その面白さの理由を紐解く

  4. 『ELDEN RING』レベル120で「ゴドリック(1週目)」に挑戦!与ダメージ、被ダメージはどうなる?

  5. PS1の名作ゲームといえば? 『FF7』『風のクロノア』抑えた第1位は…【アンケ結果】

  6. PS Vita『グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-』7月27日発売決定! タッチスクリーン対応など利便性も向上

  7. 『モンハン:ワールド』みんな大好き“モンスターの尻尾”―プケプケからイビルジョーまで11本

  8. 懐かしさにもちょっぴり浸れる、初代PSからPS4までの起動画面を集めた映像

  9. 20周年を迎えた『アークザラッドIII』を思い出す─このゲームは悪くはない、ただ終わった作品を強引に続ける力がなかったのだ

  10. 『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

アクセスランキングをもっと見る