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『FGO』コラボイベント開催!の前に…今さら聞けない「Fate/Apocrypha」基本のき

iOS/Androidアプリ『Fate/Grand Order』にて、「Fate/Apocrypha」とのコラボイベントが4月29日より開催されました。テレビアニメの影響でファンも増え、期待も高まっていたところでの嬉しい開催です。

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◆『Fate/stay night』から分岐されたIf


「Apocrypha」は、元々『Fate』シリーズのオンラインゲームとして企画されていました。英霊を色々な作家に描いてもらうという、当時流行っていた「三国志大戦」などを元にしたものだったそう。それはまさに現在『FGO』に引き継がれていますね。ちなみにコラボイベントの対象サーヴァントに原作では出ていない坂田金時やダビデの四人が含まれているのは、元のオンラインゲームの方で企画されていたサーヴァントだったからだと思われます。


そんな流れを経て一つの物語となった「Apocrypha」ですが、同じくスピンオフ作品である「Fate/zero」とはかなり別物です。「Fate/Zero」は2006年に刊行され、『stay night』の過去、第四次聖杯戦争のストーリーが書かれました。対して「Apocrypha」は、冬木で聖杯戦争が開始されたなどの経緯は『stay night』にのっとっていますが、第二次世界大戦中に聖杯を強奪されたという設定。2004年が舞台となった『stay night』とはだいぶ前から枝分かれした世界です。

聖杯が強奪されたことで聖杯戦争の舞台は各地に移り、「Apocrypha」ではルーマニアとなります。ユグドミレニアという魔術師の一族が聖杯を手にしたことで、魔術協会から離反。その間で聖杯戦争が起こった物語が「Apocrypha」なのです。本編では聖杯戦争ではなく「聖杯大戦」とも呼ばれていますが、企画の元となった「三国志大戦」の流れを汲んでいるのかもしれません。とはいえ、サーヴァントが十五騎召喚されたというその規模の大きさからでもありそうです。

◆マスターとサーヴァントの数史上最大


『FGO』でサーヴァントがたくさん出てくることに慣れましたが、本来の聖杯戦争は七騎のサーヴァントが召喚され、マスターを含めて戦い合うシステム。しかし「Apocrypha」では、ユグドミレニア一族と魔術協会が対立した事で、各陣営七騎ずつの計十四騎が召喚されました。さらにルーラーのジャンヌ・ダルクが召喚され、十五騎。『FGO』でだいぶコミカルになった天草シリアス郎時貞さんもいるのですが、ここを説明するとネタバレになるので避けます。ちなみに天草さんがシロウ・コトミネと言う衛宮士郎を思い浮かべるような名前で発表された時、『stay night』ファンの間で動揺が広がり、様々な憶測がネット上に登場しました。


この聖杯大戦では、魔術協会側の「赤の陣営」、ユグドミレニア側の「黒の陣営」に分かれています。赤の陣営はモードレッド、セミラミス、ウィリアム・シェイクスピア、カルナ、アタランテ、アキレウス、スパルタクス。


黒の陣営はヴラド三世、ケイローン、フランケンシュタイン、ジークフリート、アストルフォ、アヴィケブロン、ジャック・ザ・リッパー。


オンラインゲームで企画されていたサーヴァントがほとんどのため、『Fate』シリーズ初出のサーヴァントが多いです。ただ、それ以前の2010年に『Fate/EXTRA』で『FGO』にも実装されているヴラド三世の別側面、その後2013年に続編の『Fate/EXTRA CCC』でカルナが登場しました。ジャンヌ・ダルクも『Fate/zero』でも書かれていますが、サーヴァントとして書かれているのは「Apocrypha」が初となります。さらにルーラーというクラスも本作が初。そもそも「Apocrypha」の世界と『stay night』の世界の決定的な違いは、アインツベルンがアヴェンジャーではなくルーラーを召喚した事なのですが……そこはまたぜひ本編で追ってみてください。

ちなみに『FGO』での他の聖杯戦争の記憶の有無はサーヴァントによりけりなのですが、第2部で登場したアヴィケブロンは、聖杯大戦で経験したことがまさにその後の自分の在り方を変える結果になっています。今後も本編やイベントなどで、語りだすサーヴァントも現れるかもしれませんね。

次のページではマスターやサーヴァントとの組み合わせについて
《タカロク》
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