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【プレイレポ】リマスター作品にも関わらず、4K画質にも耐えうるPS4『パタポン』に隠された秘密とは?

2017年内のリリースが予定されているPS4『パタポン』。メディア向けに行われた先行体験会にて、発売前の本作をプレイすることができたので、その時の様子をお伝えしましょう。

ソニー PS4
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2017年内のリリースが予定されているPS4『パタポン』。メディア向けに行われた先行体験会にて、発売前の本作をプレイすることができたので、その時の様子をお伝えしましょう。

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『パタポン』は2007年にPSPソフトとして発売された同名ソフトの移植作。プレイヤーは“パタポン”と呼ばれる謎の生物を統率する神様となって、彼らと共に冒険を進めていきます。

『パタポン』と言えば、ついつい口ずさんでしまう太鼓のリズム音を思い出す人も多いのではないでしょうか。各ボタンには「パタ」や「ポン」といった”音”が割り振られていて、ゲーム内のリズムに合わせて「パタ・パタ・パタ・ポン♪」という順で押すと「進め」、「ポン・ポン・パタ・ポン♪」という順に押すと「攻撃」という指示をパタポンに与えられます。この4拍子で繰り返されるリズムの中毒性が非常に高く、1度本作を遊ぶと何でもない日常生活の中でも不意に「ポン・ポン・パタ・ポン♪」と口ずさんでしまうことがあるほど!それくらい、太鼓のリズムが心地よく、耳に残り続けてくれるのです。



奇妙な生物であるパタポンは、丸っこいフォルムが大きな特徴です。本作はPSP版からのリマスター作品ですが、PS4版になってもパタポンのグラフィックはとても綺麗な円形になっていて、少しもジャギジャギした所が見当たりません。その秘密はPSP版で作成されたパタポンのグラフィックは通常の画像ではなく、“ベジェ曲線”によって作られたからというお話を会場で聞くことができました。

ここで画像ファイルについて、簡単にご説明しましょう。一般的に画像ファイルには縦●ピクセル、横●ピクセルといったサイズが存在しており、無理に画像サイズを変更すると、拡大によって画像が間延びしてしまったり、縮小によって細部が潰れてしまうということが起きます。そのため、解像度が飛躍的に上がった現代のゲーム環境で、過去に作られたゲームの画像ファイルを再利用する場合、色々と不都合が発生する場合があるのです。



しかし前述のベジェ曲線には、いわゆる画像サイズといった概念が存在せず、起点とする点からの計算式によって図形を描画する仕組みになっています。これはあくまでイメージを優先した説明になってしまいますが、2倍の画面サイズで画像を使いたいのであれば、計算式の値も2倍にすることで、画像が荒れることなく使えるようになるのが、ベジェ曲線の大きなメリットです。

PSP版で作られたパタポンの画像は、このベジェ曲線を使って描かれていたため、PS4に移植された本作であっても、綺麗なグラフィックで遊べるようになっているそうです。ベジェ曲線はその特性上、複雑な図形の描画には不向きですが、パタポンのようにシンプルなデザインには最適な手法だったのかもしれません。なお文字などのフォント部分は、現代に普及している解像度に耐えうる素材に差し替えたとのこと。


「パタ・パタ・パタ・ポン♪」「ポン・ポン・パタ・ポン♪」という、独特の4拍子リズムが頭から離れられなくなる『パタポン』。PSP版を遊んだことがある人はもちろん、遊んだことがない人もぜひこの機会に触れてみてはいかがでしょうか。

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PS4『パタポン』は2017年発売予定です。

(C)Sony Interactive Entertainment Inc. ©Rolito/Interlink
《ねんね太郎》

また、お会いしましたね ねんね太郎

ゲームセンターとテレホーダイが生み出す濁流に、満面の笑みで身投げした雑食系ゲーマー。油断すると余裕で半日は寝てしまうため、スヌーズ機能が欠かせない。ゲーム以外の趣味は、モノを捨てること。

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