本編で印象的だったシーンを問われると、田村は「パソコンの前で苦しんでた光子郎に、テントモンが発破をかけてくれるところ。絆を感じました」と返答。続く櫻井が「デジモン同士の壮絶なバトルが印象的。進化した状態で長くしゃべることは今までにもなかった。関西弁は小さいテントモンだからこそチャーミングだけど、進化後は……」と話すと、田村が「任侠ものみたいでしたよね」と応じ、客席の笑いを誘った。
榎木は「パタモンが『感染してるんだよね』って話すシーンがとても悲しくて、いっぱい泣きました。でも、隣をふと見ると松本さんがもっと泣いていて」と収録時の思い出を披露。そんな松本は「私はデジモンが会議するシーン。テイルモンに『分かっているのか?』って聞かれるんだけど、みんな『わかんなーい』って返すんですよね」とトークした。
続いての話題は、「この場を借りて“告白”したいこと」。田村は第1章の収録時、座る席がパートナー役の櫻井と遠かったことに触れ「デジモン役の方たちはみんな仲良くしていて、どのように近づこうかと思っていた」と打ち明けた。さらに、「冬の時期、家のサッシにテントウムシが20匹くらい冬眠していて『やっぱりテントウムシは友達だな』って思いました」と驚きのエピソードを披露する一幕も。
対する櫻井は「田村さんは本当にいい役者で、現場にいるだけでほんわかする。アフレコが一緒になると注目しています」と告白。それを受けた田村が「嬉しいです!ありがとうございます!」と返す場面があり、和やかな空気に包まれた。
その後は、本作のエンドロール後に明らかとなった『第4章「喪失」』(2017年2月25日上映開始)についても言及された。田村は「意外な人が、意外な態度を取っています!その態度がすごい!こんなの見たことないです」と、その雰囲気を何とか伝えようと奮闘。田村が「こんな感じですよね?」と元永監督に助けを求めると、監督が「ちょっと違うかな……」とジョークで応えるなど、会場は笑いの絶えない空間となった。
最後の挨拶では、観客に向けて登壇者がそれぞれメッセージを送った。「選ばれし子どもたちの戸惑いや、デジモンたちの覚悟。ハードな展開となりましたが、それが4章につながっていく。大きなスクリーンで見届けてください。おおきに!」と櫻井。
監督は「全6章の真ん中で、あえてショッキングな展開をもってきました。これが4・5・6章につながっていく。本編には『無印(デジモンアドベンチャー)』につながるところもあるし、1度見ただけでは分からないと思うので何度も劇場に足を運んで欲しい。第3章は悲しいだけでなく、前を向いてこれから走り出す物語でもある」と熱弁。大きな拍手に包まれながら舞台挨拶の幕を引いた。
■デジモンアドベンチャー tri. 第3章「告白」全国11館にて劇場上映
【上映館】新宿バルト9、渋谷TOEI、T・ジョイ PRINCE 品川、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都、109シネマズ名古屋、T・ジョイ博多、札幌シネマフロンティア、広島バルト11、MOVIX仙台
【CAST】花江夏樹、坂本千夏 ほか
(C)本郷あきよし・東映アニメーション
「デジモンアドベンチャー tri. 第3章」公開初日、元永慶太郎監督「これは前を向いて走り出す物語」
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