記者発表会では、主催者である一般社団法人日本玩具協会会長・富山幹太郎、「日本おもちゃ大賞2016」審査委員長である、トーイズ代表取締役・北原照久、一般社団法人日本玩具協会見本市委員会委員長・戸所正信、日本おもちゃ大賞実行委員会実行委員長・奥山巌、一般社団法人日本玩具協会見本市委員会専門委員・伊吹文昭が登場。代表として、富山から挨拶が述べられた。
富山は、今回で55回目の開催となる東京おもちゃショーについて、「情報発信の大きな場に作り上げてきた」と述べた。また8年前から開始された「日本おもちゃ大賞」について良質で市場性に富んだおもちゃを表彰していると説明。
挨拶のあとは「東京おもちゃショー2016」についての説明やトレンド、新商品の紹介した。質疑応答では、記者からおもちゃ市場に対しての様々な疑問が寄せられた。
そしていよいよ「日本おもちゃ大賞2016」授賞式へ。まずは「ボーイズ・トイ部門」大賞の発表。受賞したのは、タカラトミー『ベイブレードバースト B-34 スターター ビクトリーヴァルキリー.B.V』。堀川は「相手を破壊しながら戦うという白熱したバトルと、遊べば遊ぶほどベイが強くなるギミックが非常に受けている」と解説。さらに「世界中で大ヒットさせていきたい」と意気込みを述べた。
続いて「ガールズ・トイ部門」大賞を受賞したのは、アガツマの『ラブあみ 基本セット』。登壇した中村は、簡単に編めるだけでなく幅広い作品を作れる形の研究に苦労した、と述懐。親子でより多くの人に編み物を楽しんでほしい、と語った。
また、「コミュニケーション・トイ部門」大賞は、バンダイ『Tamagotchi mix 6種』が受賞。登壇した木次は、遺伝という新しい要素が加わり、数千万パターンのたまごっちが育つ仕様になったことでコミュニケーションが広がる、と話し、受賞に対し感謝の意を述べた。
その後も、こどもの知育、教育に貢献する「エデュケーショナル・トイ部門」大賞にはメガハウス『おえかきアーティスト』、障害がある子どももともに遊べる「共遊玩具部門」大賞にはタカラトミーアーツ『ムニュムニュ ドレミファキャット』、素材、技術的に優れている「イノベイティブ・トイ部門」大賞には、タカラトミー『プラレール スマホで運転! ダブルカメラドクターイエロー』、大人も楽しめるおもちゃの「ハイターゲット・トイ部門」大賞には、シー・シー・ピー『赤外線コントロール潜水艦 サブマリナーカメラ』が選ばれ、表彰された。
さらに、過去1年の中で最も実績を残したおもちゃを表彰する「前年度ヒットセールス賞」では、バンダイ『変身ベルト DXゴーストドライバー』が受賞。また玩具業界に貢献し、長年愛され続けているバンダイの『ウルトラマンシリーズ』へ「特別賞」が贈られた。
最後、北原からの総評では「携わる人たちの情熱が感じられる素晴らしい作品ばかりで、大賞を選ぶのが大変だった」と述べられた。
受賞したおもちゃは、全て6月9日(木)から始まる「東京おもちゃショー」で展示予定だ。
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