映画の公開とほぼ同時に東京・渋谷では、「バケモノの子」展が開催された。『バケモノの子』だけではなく、本作に至るまでに多くの影響を与えた細田監督のこれまでの『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみ子どもの雨と雪』も加えた4作品を様々なかたちで紹介するものだ。渋谷で開催後は大阪・梅田に巡回したが、この展覧会が2016年夏に、富山にやってくることになった。7月23日から富山市民プラザにて開催される。
展示されるのは、作品の背景と成り立ちを生き生きと伝える制作過程の数々の資料、素材である。まずは作品づくりの根幹をなす絵コンテ、さらにキャラクターを生み出したキャラクターデザイン、それに背景美術など。
映画を制作する過程で創られたものだが、一点一点がアートとしても興味深い。作品の世界観も伝わる。そして4つの作品を通してみることで、細田守監督の強烈な個性も立ち上がる。
渋谷と梅田で好評だった体験型展示もいっぱいだ。ここでは細田映画の名場面を実際に来館者が自ら経験することが出来る。
今回の展覧会は、東京と大阪で10万人を超える動員となった。しかし、展覧会の巡回は、今回の富山で最後となる。
そして、富山の土地は、細田守監督と縁が深い。富山は細田監督の生まれ故郷なのである。『おおかみ子どもの雨と雪』で、花が雨と雪の子育ての場として選んだのも富山の山間である。展覧会ではこれにちなみ、『おおかみ子どもの雨と雪』から新たに披露される展示も加わるという。地元ファンはもちろんだが、遠くからもわざわざ足を延ばしてみたくなりそうだ。
会期は7月23日から8月21日までのおよそ1ヵ月、大人1200円(前売1000円)、中高生1000円(同800円)、小学生700円(同500円)、前売りは5月23日よるプレイガイトにて販売開始する。
「バケモノの子」展
http://www.ntv.co.jp/bbe/
期間: 2016年7月23日(土)~8月21日(日)
場所: 富山市民プラザ ギャラリーA B C D
「バケモノの子」展、細田守監督の故郷・富山でこの夏開催
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