米Googleは現地時間12日、キーボードアプリ「Gboard」をリリースした。
メールやメッセンジャーアプリなどのメッセージツールを使用していると、レストランや待ち合わせの場所を友人に伝えたいとき、まずはSafariなどの検索アプリを開いて、その住所や電話番号を検索しないといけない。それをコピーして貼り付ける作業は、正直煩雑である。だが、「Gboard」があれば、そんなストレスからは解放されそうだ。
「Gboard」はキーボードアプリなので、さまざまなアプリでキーボードを使用する際、左上に「Google」マークが登場する。これをクリックすると、「Gboard」に切り替わり、テキストを打てばGoogle検索結果に遷移することができる。
先の例で言えば、レストラン名等を入力すると、検索結果が、表示され、これをタップすれば、簡単に基本情報がメッセージ欄に反映される。
ジェスチャー入力「Glide Typing」にも対応しているので、キーボードをタイピングする必要は、もはやない。慣れてしまえば高速での入力が可能となりそうだ。
さらに、絵文字やGIF検索にも利用できる。例のように、「Dancer」と入力すれば、ダンサーの絵文字が呼び出される。時には動画を共有したい時もあるだろうが、YouTube動画の検索にも対応する。
フライト情報の検索もお手の物。キーボードアプリといえば、独自UIの採用による、入力利便性が追求されている印象であったが、そこはさすがGoogleといったところだ。
すぐにでもダウンロードしたいところだが、現時点においては米国でダウンロード可能となっているものの、日本は未対応となっている。この辺りは、過去の傾向として、順次対応となっていくことが予想される。
《Tsujimura@RBB TODAY》
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