レコードの生産実績や有料音楽配信売上げ、さらに新譜やカタログ数など統計数字を中心にまとめている。日本の音楽産業を知るうえでも貴重な資料だ。日本レコード協会では、このPDF版を協会サイトで無料配布しており、手に取り易いのもありがたい。
「日本のレコード産業2016」によれば、2015年の音楽CD、DVD/Blu-ray、それに有料音楽配信は比較的堅調だった。オーディオレコード(CD/アナログディスク)と音楽ビデオ(DVD/Blu-ray)、それに有料音楽配信を合計した売上高は3015億円と前年比で1%増となった。伸び率は小さいが、3年ぶりのプラスになった。長期低落傾向が続くマーケットだが、近年の下げ止まりが反映している。
伸びが大きかったのは有料音楽配信で471億円と8%増、2年連続の増加である。日本レコード協会によれば、定額聞き放題のサブスクリプションサービスが牽引した。サブスクリプションサービスは前年比58%増の124億円だった。有料配信全体の1/4を占めた。シングルは190億円(8%減)、アルバムが92億円(10%増)とアルバムへのニーズが拡大している。
オーディオレコードは1826億円(2%減)、1億6965万枚(2%)と、金額と数量がいずれも微減である。一方で、邦楽は数量で4%増(1億4564万枚)、金額で1591億円(2%増)と伸びている。一方で洋楽が落ち込んでおり、邦楽、洋楽の比率は87対13と邦楽の存在感が増している。
音楽ビデオは堅調だった。売上高719億円は6%増、数量は5407万枚の1%増、特にBlu-rayの伸びが市場を支えた。
アニメについては、2015年に新譜タイトルが明らかにされている。2015年に日本で発売されたアニメのCDシングルは550タイトル、アルバムは472と合計で1022に達した。これは過去最高となっている。2014年の828(シングル420/アルバム408)、2013年の832(396/436)、2012年の960(494/466)、2011年の847(345/502)など比べても高い水準だ。近年のアニメ音楽の盛況や、音楽のもとになるアニメ作品の制作の増加も反映している可能性が高そうだ。
またカタログ数はシングルCDが3983、アルバムが9830と1万3813にも達した。2014年の1万533から大幅に増えている。こちらも過去最高である。
「日本のレコード産業2016」
http://www.riaj.or.jp/f/issue/industry/
国内音楽ソフト売上高3015億円 3年ぶりプラス 「日本のレコード産業2016」発行
《animeanime》編集部おすすめの記事
その他 アクセスランキング
-
「ガンダム 閃光のハサウェイ」ハサウェイが抱えるトラウマとは…? アムロとの戦闘シーンも交えた公開後PVお披露目
-
マツキヨココカラが「ジョジョの奇妙な冒険」とコラボか?歴代主人公の要素散りばめた“分かる人には分かる画像”で匂わせ
-
米国ホワイトハウスが「遊戯王」利用した広報映像投稿で批判殺到―公式は「一切関与していない」と声明
-
深夜のゲーム音が気になる人に。静音ボタン搭載の多機能コントローラー、今なら3,000円でお釣りがきます
-
『Fate/EXTRA Record(仮)』はバトルシステムを一新!「STEAM版はあるの?」「CCCのリメイクは?」気になる質問に新納氏が回答【生放送まとめ】
-
「アサシン クリード」シリーズおすすめ5選!爽快で鮮やかな暗殺アクションと平原から砂漠まで探索が楽しいオープンワールド体験
-
『ウマ娘』人気投票結果発表!3,000人以上から選ばれた“No.1育成ウマ娘”は?
-
最も人気の高い『ペルソナ』ナンバリングはこれだ! 上位3作が約3%差の熾烈な争い─派生作もジャンル別で激突【アンケ結果発表】
-
世界を救うのに疲れたゲーマーへ!「アトリエ」シリーズおすすめ5選─話題の最新作『ユミアのアトリエ』の次に遊びたい過去作も
-
『ポケカ』新弾「Pokémon GO」に驚きの仕掛け―表面のシールを剥がせば…「メタモン」だー!




