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「UNCOVERED FFXV」を田端Dが振り返りる…開発状況は「β版が完了」、体験版やアニメ・CGムービーの解説も

スクウェア・エニックスは、本日3月31日に、PS4/Xbox Oneソフト『ファイナルファンタジー XV』に関する発表会となる「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」を実施しました。

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スクウェア・エニックスは、本日3月31日に、PS4/Xbox Oneソフト『ファイナルファンタジー XV』に関する発表会となる「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」を実施しました。

既にお知らせした通りですが、この「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」では『FFXV』の発売日決定を始め、主人公4人の関係性を描く全5話のアニメ「BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV」や、ノクティスが去った後の王国の物語を綴る長編フルCGムービー「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」など、様々な展開が一挙明かされました。


この朗報と刺激にユーザーが喜びの声を上げる形で締めくくりを迎えた「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」でしたが、今回明かされたコンテンツや発表を更に詳しく解説する映像もお披露目。「UNCOVERED ATR」となるこちらの映像では、ディレクターの田端端氏とマーケティング部マネージャーの大藤昭夫氏が登場し、新情報の数々を日本向けに改めて紹介します。

まずは、公開されたトレーラーで流れていた、Florence+the Machineが歌う「Stand by Me(スタンド・バイ・ミー)」。こちらが本作のメインテーマソングと補足。また、「提供してもらう曲はこれだけじゃない」と、楽曲面でも更なる広がりがあることを示唆します。


また、新たな体験版『PLATINUM DEMO』の発表および同日配信が発表されましたが、こちらに関する詳細にも触れました。まず、この体験版を「さわれるテックデモ」と説明し、「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」に合わせるタイミングで配信できるように調整していたと明かします。

内容に関しても触れ、本編の一部を切り出す形の体験版ではなく、PLATINUM DEMOでしか体験できないものを用意。幼少期のノクティスを主人公とし、カーバンクルと出会った夢の中の出来事を語るストーリーになります。本編へのチュートリアルを兼ねており、このPLATINUM DEMOをプレイすることで、自然と本編の操作が学べます。

また威力は抑えめなものの、魔法を使用することも可能。こちらも本編と同じシステムなので、予習に最適と言えます。また、『FF零式 HD』に同梱された体験版と比較し、その進歩を実感して欲しいとの一言も。ただしPLATINUM DEMOでは仲間は登場せず、ノクティスひとりだけで戦います。

続いては「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」の話題に。こちらはフルCGアクションムービーとなっており、スピンオフや続編ではなく、ノクティスの父でありルシス現国王のレギスに焦点を当てた物語になる予定です。

「KINGSGLAIVEを見てないと、『FFXV』は楽しめないの?」といった疑問を持つ方もいることと思いますが、「そこは大丈夫、単体でしっかり楽しめます」と田端氏が力強くコメント。「KINGSGLAIVE」と『FFXV』は、どちらも単体だけでしっかりと楽しめると太鼓判を押すと共に、両方を体験すれば物語を更に深く味わえると補足します。またその際、順番はどちらが先でも問題ないそうです。

「KINGSGLAIVE」はパッケージ版の販売と、そちらに先駆けて行われるてデジタル配信を予定していますが、日本では特別に劇場公開も予定。気になる公開時期は7月頃になるとしており、詳細は後日発表される見通しです。

そして、こちらも驚きの声が上がったアニメ化となる「BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV」についても明かし、ゲーム開始時点で既に仲がいいノクティスたち4人が、どのようにしてその絆を紡いだのか。その瞬間を描く、全5話のアニメ展開になるとのことです。各話それぞれ10分ほどの映像になる予定で、第1話は絆に繋がるための展開に。友情が生まれる瞬間は、2話以降に描かれます。


更に、気になる開発状況に関するコメントも飛び出し、現時点ではβ版が完了。4月からは、クオリティ向上やバグ対応、またローカライズ作業を進めていくとしています。またE3に向けた準備を進めているとしており、今後の発表や展開からも目が離せそうにありません。

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MAIN CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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