日本2.5次元ミュージカル協会は、2.5次元舞台、ミュージカルの文化振興を目指す業界団体だ。2.5次元の認知度拡大やファンのニーズに応えるべく、2014年3月よりAiiA Theater Tokyoと契約し、関連のステージを集中して上演してきた。2.5次元文化の拠点として、国内外のファンに知られるようになっている。運用期間の延長は、業界関係者、ファンにとって朗報だ。
アニメやマンガのメディアミックスの広がり、そのなかで舞台の役割が近年急激に高まっている。これにより2.5次元の舞台上演も増加を続けている。2015年の国内上演は100作品を超えるほどだ。
一方で、国内では2020年の東京オリンピックに向けた改装や老朽化で、ライブのための劇場不足が深刻化している。そのなかで専用劇場として、長期間の劇場確保は2.5次元の振興に大きな役割を果たしている。2015年は『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」』や『美少女戦士セーラームーン」-Un Nouveau Voyage-』『ミュージカル『刀剣乱舞』 トライアル公演』などの話題作も多かった。2016年3月までで全25作品(27公演)が上演された。
AiiA 2.5 Theater Tokyoのもうひとつの役割は、2.5次元の海外発信だ。舞台の題材となっているアニメ、マンガ、ゲームは日本だけでなく、海外でも人気が高い。そこで舞台の魅力をここから海外へも発信している。外国語での舞台の理解を助ける字幕眼鏡の設備は専用劇場ならではだ。海外向け英語サイトも開設しており、海外からの情報のキャッチ・チケットの購入、常設劇場によるアクセスの分かりやすさ、字幕で理解と、海外のファンが楽しめる導線を確保する。
日本2.5次元ミュージカル協会は、今後も公演を通じた海外観光客の増加への貢献を目指すとしている。さらに2.5次元の認知度向上を海外公演につなげる狙いだ。2015年の『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」』のワールドツアーはそのひとつである。
国内では有力ジャンルとして定着した感のある2.5次元だが、今後はアニメやマンガ、ゲームに続き海外でも広がるのか。AiiA 2.5 Theater Tokyoには、そのための役割の一端を担うことも期待される。
[数土直志]
[アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]
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