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無断改変で角川文庫「からくり同心 景 黒い好敵手」発売中止…作家・志茂田景樹「編集道から外れる」

 KADOKAWAが25日発売予定だった角川文庫『からくり同心 景 黒い好敵手』(谷津矢車:著)において原稿が担当編集者によって無断で改変されていたことが判明し、発売中止した問題について、作家の志茂田景樹氏がコメントした。

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無断改変で角川文庫「からくり同心 景 黒い好敵手」発売中止…作家・志茂田景樹「編集道から外れる」
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 KADOKAWAが25日発売予定だった角川文庫『からくり同心 景 黒い好敵手』(谷津矢車:著)において原稿が担当編集者によって無断で改変されていたことが判明し、発売中止した問題について、作家の志茂田景樹氏がコメントした。

 KADOKAWAの発表によれば、同書の校正ゲラを確認していた著者の谷津氏から原稿の改変について指摘を受けて編集部で調査したところ、当初の原稿とは異なる箇所が多数にわたって確認され、担当編集者が谷津氏に無断で改変していたことが判明したという。さらに今年8月25日に発売されたシリーズ第1巻『からくり同心 景』でも同様の改変があることを確認したという。

 KADOKAWAは今回の問題について、「この事態を大変重く受けとめ、谷津先生に謝罪を申し上げたうえ、著者のご意向に沿い、本文庫を発売中止、第1巻を回収のうえ絶版とさせていただきます」とし、「読者の皆様、谷津先生、また関係各位の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたこと誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 志茂田氏は25日にTwitterで、この問題に言及。「『このセリフはこう変えたほうが…』『なるほど、会話が締まる。そうしよう』編集者の適切なアドバイスとサジェスチョンで作品が傑作になることは少なくない」としながらも、今回の行為に対しては「添削ではないから無断で直しては編集道から外れる」と批判した。

小説無断改変で発売中止……志茂田景樹氏「編集道から外れる」

《花@RBB TODAY》
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