人生にゲームをプラスするメディア

幻のSF映画「あやつり糸の世界」43年の時を経て、3月に劇場初公開

映画『マトリックス』や『インセプション』などに先駆け、ヴァーチャルリアリティによる多層世界を描いたSF映画『あやつり糸の世界』が、16年3月に東京・渋谷のユーロスペースにて公開される。

その他 映画
ァーチャルリアリティによる多層世界を描いたSF映画『あやつり糸の世界』が16年3月に公開
  • ァーチャルリアリティによる多層世界を描いたSF映画『あやつり糸の世界』が16年3月に公開
映画『マトリックス』や『インセプション』などに先駆けてヴァーチャルリアリティによる多層世界を描いたSF映画『あやつり糸の世界』が、16年3月に東京・渋谷のユーロスペースにて公開される。

1973年に製作された同作の監督を務めたのは、ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。鏡を多用した画面設計や電子音とグッド・ミュージックで、“模造の世界”を鮮烈に描き出した。鋭敏な時代感覚と普遍的な主題で社会を挑発し続けたファスビンダーの“幻の作品”であり、68年公開『2001年 宇宙の旅』や、72年公開『惑星ソラリス』、82年公開『ブレードランナー』などの映画史に輝くSF映画の傑作に連なる先鋭的なSF映画作品となっている。また、同作にはゴダールの異色SF作品『アルファヴィル』で主役を務めたエディ・コンスタンティーヌも特別出演した。

舞台は、未来を厳密に予測できる「シミュラクロン」の開発を行う未来研究所。主人公であるシュティラー博士は、そこで奇妙な事態に遭遇する。保安課長のラウゼが忽然と姿を消すと、エーデルケルンという別の人物が保安課長として存在しているのだ。やがてシュティラーは自らシミュラクロンによって仮想世界に入り込むが、仮装世界には消えたはずのラウゼの姿があって……。

幻のSF映画『あやつり糸の世界』、43年の時を経て16年3月に劇場初公開が決定!

《HEW》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. 「鬼滅の刃」善逸、慈悟郎、獪岳の声優陣による“スリーショット”が大反響―仲睦まじい一枚に下野紘「こんな未来もあったのかもしれないね…」

    「鬼滅の刃」善逸、慈悟郎、獪岳の声優陣による“スリーショット”が大反響―仲睦まじい一枚に下野紘「こんな未来もあったのかもしれないね…」

  2. 【コスプレ】『原神』甘雨から『FGO』楊貴妃まで!中国人気レイヤー・千夜未来の気品ある透明感が尊い【写真21枚】

  3. 夏が終わる前に遊んでおきたいテキストアドベンチャー5選!銀髪ヒロインと過ごす王道ADVやサウンドノベルの名シリーズまで

  4. 『遊戯王 マスターデュエル』「失楽の堕天使」の転落ストーリー…神に叱られ続けたあげく堕天へ

  5. 期待されるアニメ『ウマ娘』4期の主人公を、15年以上の競馬好きがガチ予想!その鍵は「スピカ関係者」かつ「憧れの存在がいるかどうか」

アクセスランキングをもっと見る